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17.2.3. クォータの精度維持

システムクラッシュなどの理由でファイルシステムを正常にアンマウントできない場合は、以下のコマンドを実行する必要があります。
# quotacheck
ただし、システムがクラッシュした場合でも、quotacheck は定期的に実行できます。quotacheck を定期的に実行する安全な方法には、以下が含まれます。
クォータチェックを次回再起動で実行するようにする
大半のシステムの最良の方法
この方法は、定期的に再起動する(busy)マルチユーザーシステムにとって最適です。
シェルスクリプトを /etc/cron.daily/ ディレクトリーまたは /etc/cron.weekly/ ディレクトリーに保存するか、以下のコマンドを実行してそのスクリプトをスケジュールします。
# crontab -e
crontab -e コマンドには、touch /forcequotacheck コマンドが含まれます。これにより、root ディレクトリーに空の forcequotacheck ファイルが作成され、システムの起動時にシステムの init スクリプトが検索されます。見つかった場合、init スクリプトは quotacheck を実行します。その後、init スクリプトは /forcequotacheck ファイルを削除し、このファイルを cron で定期的に作成すると、次回の再起動時に quotacheck が実行されるようにします。
cron の詳細は、man cron を参照してください。
単一ユーザーモードでの quotacheck の実行
quotacheck を安全に実行する別の方法として、システムをシングルユーザーモードで起動して、クォータファイルでのデータ破損を防ぎ、以下のコマンドを実行します。
# quotaoff -vug /file_system
# quotacheck -vug /file_system
# quotaon -vug /file_system
実行中のシステムでの quotacheck の実行
必要に応じて、ユーザーがログインしない場合に、マシンでクォータ チェックを実行することができ、その結果、ファイルシステムのファイルがチェックされません。quotacheck -vug file_system コマンドを実行します。このコマンドは、quotacheck が読み取り専用として所定の file_system を再マウントできない場合に失敗します。この確認を行うと、ファイルシステムは読み取り/書き込みで再マウントされることに注意してください。
警告
クォータファイルが破損する可能性があるため、読み取り/書き込みがマウントされているライブファイルシステムで quotacheck を実行することは推奨されません。
cron の設定に関する詳細は、man cron を参照してください。