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30.6.3.2.2. キャッシュの読み取り

2 つ目のキャッシュは、ストレージシステムからデータブロックを読み取り、VDO の重複排除アドバイスを確認するために使用できます。同様のデータブロックが短期間に発生する場合は、必要な I/O 操作の数を減らすことができます。
読み取りキャッシュは、圧縮したユーザーデータが含まれるストレージブロックを保持します。複数の圧縮可能なブロックが短期間内に書き込まれた場合、その圧縮バージョンは同じストレージシステムブロック内にある可能性があります。同様に、短期間内に読み取られる場合は、キャッシュがストレージシステムからの追加読み取りが不要になる可能性があります。
vdo コマンドの --readCache={enabled | disabled} オプションは、読み取りキャッシュが使用されるかどうかを制御します。有効にすると、キャッシュのサイズは 8 MB ですが、 --readCacheSize=megabytes オプションで増やすことができます。読み取りキャッシュを管理するとオーバーヘッドが長くなるため、ストレージシステムが十分に速い場合にはパフォーマンスは向上しない可能性があります。読み取りキャッシュはデフォルトで無効になっています。