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14.3. ブール値
SELinux は、サービスの実行に必要な最小限レベルのアクセスに基づいています。サービスの実行手段は複数あるため、サービスの実行方法を指定する必要があります。以下のブール値を使用して SELinux を設定します。
smbd_anon_write- このブール値を有効にすると、特別なアクセス制限がなく共通ファイル用に予約されている領域などのパブリックディレクトリーに
smbdが書き込めるようになります。 samba_create_home_dirs- このブール値を有効にすると、Samba が単独で新規のホームディレクトリーを作成できるようになります。これは、PAM などのメカニズムで実行されることが多くあります。
samba_domain_controller- このブール値を有効にすると、Samba がドメインコントローラーとして機能するとともに、
useradd、groupadd、passwdなどの関連コマンドの実行パーミッションを付与することになります。 samba_enable_home_dirs- このブール値を有効にすると、Samba がユーザーのホームディレクトリーを共有できるようになります。
samba_export_all_ro- あらゆるファイルやディレクトリーをエクスポートし、読み取り専用のパーミッションを付与します。これにより、
samba_share_tタイプのラベルが付いていないファイルやディレクトリーを Samba で共有できるようになります。samba_export_all_roブール値が有効になっていてsamba_export_all_rwブール値が無効の場合、/etc/samba/smb.confで書き込みアクセスが設定され Linux パーミッションでも書き込みアクセスが許可されていても、Samba 共有への書き込みアクセスは拒否されます。 samba_export_all_rw- あらゆるファイルやディレクトリーをエクスポートし、読み取りと書き込みのパーミッションを付与します。これにより、
samba_share_tタイプのラベルが付いていないファイルやディレクトリーを Samba でエクスポートできるようになります。/etc/samba/smb.confのパーミッションおよび Linux パーミッションで書き込みアクセスを許可する設定にする必要があります。 samba_run_unconfined- このブール値を有効にすると、Samba が
/var/lib/samba/scripts/ディレクトリー内で制限のないスクリプトを実行できるようになります。 samba_share_fusefs- Samba が fusefs ファイルシステムを共有する場合は、このブール値を有効にする必要があります。
samba_share_nfs- このブール値を無効にすると、
smbdが Samba 経由で NFS 共有に完全アクセスできなくなります。このブール値を有効にすると、Samba が NFS ボリュームを共有できるようになります。 use_samba_home_dirs- Samba のホームディレクトリー用にリモートサーバーを使用する場合、このブール値を有効にします。
virt_use_samba- 仮想マシンによる CIFS ファイルへのアクセスを許可します。
注記
SELinux ポリシーは継続的に開発されているため、上記のリストでは常にこのサービスに関連するブール値がすべて含まれているとは限りません。これらを一覧表示するには、以下のコマンドを実行します。
~]$ getsebool -a | grep service_name
特定のブール値の記述を表示するには、以下のコマンドを実行します。
~]$ sepolicy booleans -b boolean_name
このコマンドが機能するには、sepolicy ユーティリティーを提供する policycoreutils-devel パッケージが追加で必要になることに留意してください。

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