22.2. タイプ

高度なプロセス分離を提供するために SELinux のターゲットポリシーで使用されるメインのパーミッション制御方法が、Type Enforcement (タイプの強制) になります。すべてのファイルおよびプロセスにタイプのラベルが付けられます。タイプはプロセスの SELinux ドメインを定義し、ファイルの SELinux タイプを定義します。SELinux ポリシールールは、ドメインがタイプにアクセスする場合でも、ドメインが別のドメインにアクセスする場合でも、タイプ同士がアクセスする方法を定義します。アクセスを許可する特定の SELinux ポリシールールが存在する場合にのみ、アクセスは許可されます。
postgresql で使用されるタイプを以下に示します。タイプに応じて柔軟なアクセス設定ができます。以下のリストでは、潜在的な場所に合致させるために正規表現をいくつか使用していることに注意してください。
postgresql_db_t
このタイプは複数の場所で使用されます。このタイプでラベル付けされた場所は PostgreSQL のデータファイルに使用されます。
  • /usr/lib/pgsql/test/regres
  • /usr/share/jonas/pgsql
  • /var/lib/pgsql/data
  • /var/lib/postgres(ql)?
postgresql_etc_t
このタイプは、/etc/postgresql/ ディレクトリー内の設定ファイルに使用されます。
postgresql_exec_t
このタイプは複数の場所で使用されます。このタイプでラベル付けされた場所は PostgreSQL のバイナリに使用されます。
  • /usr/bin/initdb(.sepgsql)?
  • /usr/bin/(se)?postgres
  • /usr/lib(64)?/postgresql/bin/.*
  • /usr/lib(64)?/pgsql/test/regress/pg_regress
systemd_unit_file_t
このタイプは、/usr/lib/systemd/system/ ディレクトリー内の実行可能な PostgreSQL 関連ファイルに使用されます。
postgresql_log_t
このタイプは複数の場所で使用されます。このタイプでラベル付けされた場所はログファイルに使用されます。
  • /var/lib/pgsql/logfile
  • /var/lib/pgsql/pgstartup.log
  • /var/lib/sepgsql/pgstartup.log
  • /var/log/postgresql
  • /var/log/postgres.log.*
  • /var/log/rhdb/rhdb
  • /var/log/sepostgresql.log.*
postgresql_var_run_t
このタイプは、/var/run/postgresql/ ディレクトリー内のプロセス ID (PID) など、PostgreSQL のランタイムファイルに使用されます。

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