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28.4. 設定例
28.4.1. Gluster ブリックのラベル付け
Gluster ブリックは、信頼されるストレージプール内のサーバーにおけるエクスポートディレクトリーです。このブリックが正常な SELinux コンテキストである
glusterd_brick_t
でラベル付けされていない場合は、SELinux は特定のファイルアクセス操作を拒否し、各種の AVC メッセージを生成します。
以下の手順では、Gluster ブリックに適切な SELinux コンテキストをレベル付けする方法を説明します。ここでは、Gluster ブリックの例として
/dev/rhgs/gluster
という論理ボリュームを作成、フォーマット済みであることを前提としています。
Gluster ブリックの詳細については、Red Hat Gluster Storage の『Administration Guide』にある『Red Hat Gluster Storage Volumes』の章を参照してください。
手順28.1 Gluster ブリックのラベル付け
- フォーマット済みの論理ボリュームをマウントするディレクトリーを作成します。例を示します。
~]#
mkdir /mnt/brick1
- 論理ボリューム (この例では
/dev/vg-group/gluster
) を 上記で作成した/mnt/brick1/
ディレクトリーにマウントします。~]#
mount /dev/vg-group/gluster /mnt/brick1/
mount
コマンドはデバイスを一時的にしかマウントしないことに注意してください。デバイスを永続的にマウントするには、下記のようなエントリーを/etc/fstab
ファイルに追加します。/dev/vg-group/gluster /mnt/brick1 xfs rw,inode64,noatime,nouuid 1 2
詳細情報は、fstab(5) man ページを参照してください。 /mnt/brick1/
の SELinux コンテキストを確認します。~]$
ls -lZd /mnt/brick1/
drwxr-xr-x. root root system_u:object_r:unlabeled_t:s0 /mnt/brick1/ディレクトリーにはunlabeled_t
SELinux タイプがラベル付けされています。/mnt/brick1/
の SELinux タイプをglusterd_brick_t
SELinux タイプに変更します。~]#
semanage fcontext -a -t glusterd_brick_t "/mnt/brick1(/.*)?"
restorecon
ユーティリティーを使用して変更を適用します。~]#
restorecon -Rv /mnt/brick1
- 最後に、コンテキストが正常に変更されたことを確認します。
~]$
ls -lZd /mnt/brick1
drwxr-xr-x. root root system_u:object_r:glusterd_brick_t:s0 /mnt/brick1/
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