第25章 DHCP

dhcpd デーモンは、クライアントに第 3 層 TCP/IP を動的に提供し、詳細を設定するために Red Hat Enterprise Linux で使用されます。
dhcp パッケージが DHCP サーバーと dhcpd デーモンを提供します。以下のコマンドを実行して、dhcp パッケージがインストールされているか確認します。
~]# rpm -q dhcp
package dhcp is not installed
このパッケージがインストールされていない場合は、root で yum ユーティリティーを使用してインストールします。
~]# yum install dhcp

25.1. DHCP と SELinux

dhcpd を有効にすると、デフォルトで制限のあるサービスとして実行されます。制限のあるプロセスはそれ自体のドメイン内で実行され、他の制限のあるプロセスとは分離されます。制限のあるプロセスが攻撃を受けると、SELinux ポリシー設定に応じて、攻撃側がリソースにアクセスして加えることができる被害は限定されます。以下に、dhcpd 自体のドメイン内で実行している dhcpd と関連プロセスの例を示します。ここでは dhcp パッケージがインストールされていること、また dhcpd サービスが起動していることを前提としています。
  1. getenforce コマンドを実行して、SELinux が enforcing モードで実行していることを確認します。
    ~]$ getenforce
    Enforcing
    SELinux が enforcing モードで実行している場合は、Enforcing が返されます。
  2. root ユーザーで以下のコマンドを実行し、dhcpd を起動します。
    ~]# systemctl start dhcpd.service
    サービスが稼働していることを確認します。出力は以下のようになり、タイムスタンプのみが異なります。
    ~]# systemctl status dhcpd.service
    dhcpd.service - DHCPv4 Server Daemon
       Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/dhcpd.service; disabled)
       Active: active (running) since Mon 2013-08-05 11:49:07 CEST; 3h 20min ago
  3. 以下のコマンドを実行して、dhcpd プロセスを表示します。
    ~]$ ps -eZ | grep dhcpd
    system_u:system_r:dhcpd_t:s0 5483 ?        00:00:00 dhcpd
    dhcpd プロセスに関連する SELinux コンテキストは system_u:system_r:dhcpd_t:s0 です。

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