第19章 CVS (Concurrent Versioning System)

CVS (Concurrent Versioning System) は、無料のバージョン管理システムです。中央に置かれた複数ファイルのセットに対する変更の監視および追跡に使用します。一般的に複数のユーザーがアクセスします。ソースコードリポジトリの管理などによく使用され、オープンソースの開発者の間では幅広く使用されています。
Red Hat Enterprise Linux では、cvs パッケージが CVS を提供します。以下のコマンドを実行して cvs パッケージがインストールされていることを確認します。
~]$ rpm -q cvs
package cvs is not installed
パッケージがインストールされておらず CVS を使用したい場合は、root で yum ユーティリティーを使用してインストールします。
~]# yum install cvs

19.1. CVS と SELinux

cvs デーモンは cvs_t タイプのラベルが付けられて実行されます。Red Hat Enterprise Linux ではデフォルトで、CVS が読み取りと書き込み可能なのは特定のディレクトリーに限られます。cvs_data_t のラベルが、cvs の読み取りと書き込みのアクセス領域を定義します。SELinux で CVS を使用する場合、クライアントが CVS データ用に予約されている領域に完全にアクセスできるようにするには、適切なラベルの割り当てが必須になります。

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