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5.3. firewalld の現在のステータスおよび設定の表示

5.3.1. firewalld の現在のステータスの表示

ファイアウォールサービスの firewalld は、デフォルトシステムにインストールされています。firewalld CLI インターフェースを使用して、サービスが実行していることを確認します。
サービスのステータスを表示するには、以下のコマンドを実行します。
~]# firewall-cmd --state
サービスステータスの詳細は、systemctl status サブコマンドを実行します。
~]# systemctl status firewalld
firewalld.service - firewalld - dynamic firewall daemon
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/firewalld.service; enabled; vendor pr
   Active: active (running) since Mon 2017-12-18 16:05:15 CET; 50min ago
     Docs: man:firewalld(1)
 Main PID: 705 (firewalld)
    Tasks: 2 (limit: 4915)
   CGroup: /system.slice/firewalld.service
           └─705 /usr/bin/python3 -Es /usr/sbin/firewalld --nofork --nopid
さらに、firewalld の設定と、ルールの実施方法を確認することが重要です。ファイアウォール設定を表示するには、「現在の firewalld 設定の表示」 を参照してください。

5.3.2. 現在の firewalld 設定の表示

5.3.2.1. GUI を使用して許可されるサービスの表示

グラフィカル firewall-config ツールを使用してサービスの一覧を表示するには、Super キーを押して Activities Overview を入力して firewall を入力し、Enter を押します。firewall-config ツールが表示されます。Services タブの下でサービスの一覧を表示します。
もしくは、コマンドラインを使用してグラフィカルなファイアウォール設定ツールを開始するには、以下のコマンドを入力します。
~]$ firewall-config
Firewall Configuration ウィンドウが開きます。このコマンドを通常ユーザーとして実行できますが、監理者パスワードが求められる場合もあります。
firewall-config のサービスタブ

図5.2 firewall-config のサービスタブ

5.3.2.2. CLI を使用して firewalld 設定の表示

CLI クライアントを使用して、現在ファイアウォール設定の表示を得ることができます。--list-all オプションは、firewalld 設定の完全概要を表示します。
firewalld は、ゾーンを使用してトラフィックを管理します。--zone オプションでゾーンを指定していない場合、コマンドは、アクティブネットワークインターフェース及び接続に割り当てたデフォルトゾーンで有効です。
デフォルトゾーンに関連する情報をすべて表示するには、以下のコマンドを実行します。
~]# firewall-cmd --list-all
public
  target: default
  icmp-block-inversion: no
  interfaces: 
  sources: 
  services: ssh dhcpv6-client
  ports: 
  protocols: 
  masquerade: no
  forward-ports: 
  source-ports: 
  icmp-blocks: 
  rich rules:

注記

設定を表示するゾーンを指定するには、たとえば --zone=zone-name 引数を the firewall-cmd --list-all コマンドに追加します。
~]# firewall-cmd --list-all --zone=home
home
  target: default
  icmp-block-inversion: no
  interfaces: 
  sources: 
  services: ssh mdns samba-client dhcpv6-client
... [output truncated]
サービス、ポートなど、特定情報の設定を確認するには、特定のオプションを使用します。man ページの firewalld か、コマンドヘルプを使用してオプションの一覧を表示します。
~]# firewall-cmd --help

Usage: firewall-cmd [OPTIONS...]

General Options
  -h, --help           Prints a short help text and exists
  -V, --version        Print the version string of firewalld
  -q, --quiet          Do not print status messages

Status Options
  --state              Return and print firewalld state
  --reload             Reload firewall and keep state information
... [output truncated]
たとえば、現在のゾーンで許可されているサービスを表示します。
~]# firewall-cmd --list-services
ssh dhcpv6-client
CLI ツールを使用して特定のサブパートの設定を一覧表示すると、解釈が難しいことがしばしばあります。たとえば、SSH サービスを許可し、そのサービスに必要なポート (22) を firewalld で開きます。その後、許可されたサービスを一覧表示すると、一覧は SSH サービスを表示しますが、開いているポートを一覧表示しても、何も表示されません。したがって、--list-all オプションを使用して、完全な情報を取得します。