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2.5. Tuned
Tuned はプロファイルベースのシステムチューニングツールで、
udev デバイスマネージャーを使用して接続されたデバイスを監視し、システム設定の静的および動的チューニングの両方を可能にします。動的チューニングは実験的な機能で、Red Hat Enterprise Linux 7 のデフォルトでは無効になっています。
Tuned では定義済みのプロファイルを利用でき、高スループット、低レイテンシー、または省電力などの一般的なユースケースに活用することができます。各プロファイルの Tuned ルールを修正し、特定デバイスのチューニング方法をカスタマイズすることができます。PowerTOP の提案からカスタム Tuned プロファイルを作成する方法については、「powertop2tuned の使用」を参照してください。
プロファイルは、使用中の製品をベースに自動的にデフォルトに設定されます。
tuned-adm recommend コマンドを使用して、特定の製品に対する Red Hat の推奨最適プロファイルを確認することができます。推奨プロファイルがない場合は、balanced プロファイルが設定されます。
balanced はほとんどの負荷に適するプロファイルで、エネルギー消費、パフォーマンス、およびレイテンシーのバランスに優れます。balanced プロファイルにより、利用可能な最大限のコンピューティングリソースを使用して、素早くタスクを完了することができます。同じタスクを少ないコンピューティングリソースで長時間実施する場合に比べて、少ないエネルギーしか必要としないのが通常です。
ノートパソコンがアイドル状態にある時、またはわずかなコンピューティングリソースしか必要としないタスクを実施中の場合、
powersave プロファイルを使用するとバッテリー寿命を延ばすことができます。エネルギー消費を抑える代わりに大きなレイテンシーが許容される場合、またはタスクを素早く完了する必要がない場合などが、その例として挙げられます。具体的には、IRC の使用、簡単な Web ページの閲覧、またはオーディオおよびビデオファイルの再生などです。
Tuned および tuned-adm で利用できる省電力プロファイルの詳細については、『Red Hat Enterprise Linux 7 パフォーマンスチューニングガイド』の「Tuned」の章を参照してください。
powertop2tuned の使用
powertop2tuned ユーティリティーにより、PowerTOP の提案からカスタム Tuned プロファイルを作成することができます。PowerTOP の詳細については、「PowerTOP」を参照してください。
powertop2tuned ユーティリティーをインストールするには、以下のコマンドを使用します。
#yum install tuned-utils
カスタムプロファイルを作成するには、以下のコマンドを使用します。
#powertop2tuned new_profile_name
デフォルトでは、
powertop2tuned は現在選択されている Tuned プロファイルに基いて /etc/tuned/ ディレクトリーにプロファイルを作成します。安全上の理由から、初めは新しいプロファイルではすべての PowerTOP チューニングが無効になっています。チューニングを有効にするには、/etc/tuned/profile_name/tuned.conf ファイルでチューニングをアンコメントします。
--enable または -e オプションを使用して、PowerTOP の提案するほとんどのチューニングが有効な新しいプロファイルを生成することができます。USB 自動サスペンドなど問題となる可能性のある特定のチューニングは、デフォルトでは無効になっているので、手動でアンコメントする必要があります。
デフォルトでは、新しいプロファイルはアクティブ化されていません。アクティブ化するには、以下のコマンドを使用します。
#tuned-adm profile new_profile_name
powertop2tuned がサポートする全オプションのリストを表示するには、以下のコマンドを使用します。
$powertop2tuned --help

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