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8.4.7.2.2. マウントオプション

Inode テーブル初期化の割合
レイジー inode テーブルの初期化が有効になっている場合は init_itable パラメーターの値を指定することで初期化が起こる割合を制御することができます。バックグラウンドでの初期化にかかる時間はほぼ 1 をこのパラメーターの値で割った数値になります。デフォルト値は 10 です。
ファイルの自動同期
既存ファイル名の変更を行ったり、ファイルの短縮や書き直しをすると fsync が正しく動作しないアプリケーションがあります。ext4 の場合、デフォルトではこうした動作の後には必ず自動的にファイルの同期が行われます。ただしこのファイルの自動同期は時間がかかる場合があります。
ここまでの同期を必要としない場合はマウント時に noauto_da_alloc オプションを指定するとこの動作を無効にすることができますnoauto_da_alloc を設定する場合、データの整合性を確保するにはアプリケーション側で明示的に fsync を使用する必要があります。
ジャーナル I/O の優先度
ジャーナル I/O の優先度はデフォルトでは通常の I/O より若干高い 3 です。マウント時に journal_ioprio パラメーターを使ってジャーナル I/O の優先度を制御することができます。journal_ioprio に指定できる値は 0 から 7 の範囲です。0 が最も優先度の高い I/O になります。
本セクションではマウント時に使用できる一部のオプションのみを説明しています。マウントオプションの詳細については mount の man ページをご覧ください。
$ man mount