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9.2.6. SystemTap を使ったネットワークの監視

Red Hat Enterprise Linux 7 SystemTap ビギナーズガイド』ではネットワークパフォーマンスのプロファイリングと監視に役立つサンプルスクリプトをいくつか紹介しています。
ネットワーク構成に関連し、ネットワークパフォーマンスの問題を診断する際に役立つ SystemTap のサンプルスクリプトを以下に示します。デフォルトでは /usr/share/doc/systemtap-client/examples/network ディレクトリーにインストールされます。
nettop.stp
5 秒ごとにプロセス一覧 (プロセス ID とコマンド)、送受信したパケット数、その間にプロセスによって送受信されたデータ量を出力します。
socket-trace.stp
Linux カーネルの net/socket.c ファイル内の各関数をインストルメント化して、追跡データを出力します。
dropwatch.stp
5 秒ごとにカーネル内の場所で解放されたソケットバッファ数を出力します。--all-modules オプションを使用してシンボリック名を表示します。
latencytap.stp スクリプトは異なるタイプの待ち時間が 1 つ以上のプロセスに与える影響を記録します。レイテンシータイプの一覧を 30 秒ごとに出力し、待機しているプロセスまたはプロセスの合計時間で降順でソートします。これは、ストレージとネットワークレイテンシーの両方の原因を特定するのに役立ちます。Red Hat は、このスクリプトに --all-modules オプションを使用して、レイテンシーイベントのマッピングをより有効化することを推奨します。デフォルトではこのスクリプトは /usr/share/doc/systemtap-client-version/examples/profiling ディレクトリーにインストールされます。
詳細は、『Red Hat Enterprise Linux 7 SystemTap ビギナーズガイド』を参照してください。