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4.2. パフォーマンス関連の問題の監視と診断
Red Hat Enterprise Linux 7 ではシステムパフォーマンスの監視およびプロセッサーやプロセッサーの設定に関連するパフォーマンスの問題の診断を行う際に便利なツールがいくつか用意されています。このセクションではこうしたツールの概要、およびプロセッサー関連のパフォーマンス問題を監視および診断する方法を例を使って説明していきます。
4.2.1. turbostat
Turbostat は指定した間隔でカウンターの結果を出力するため、過剰な電力消費やディープスリープ状態に入れない問題、システム管理割り込み (SMI) が必要に作成される問題などサーバーでの予期しない動作を特定する場合に役立ちます。
turbostat ツールは kernel-tools パッケージの一部になります。AMD64 および Intel® 64 プロセッサー搭載のシステムでの使用に対応しています。root 権限の実行、不変タイムスタンプカウンター、APERF および MPERF モデル固有のレジスターが必要になります。
使用例については man ページをご覧ください。
$ man turbostat
4.2.2. numastat
重要
このツールは Red Hat Enterprise Linux 6 ライフサイクルで大幅な更新が行われています。デフォルトの出力は Andi Kleen により開発されたオリジナルツールとの互換性を維持していますが numastat へのオプションやパラメーターを付ける形式についてはその出力から大きく変更されています。
numastat ツールはプロセッサーやオペレーティングシステムのメモリー統計を NUMA ノード単位で表示し、プロセスのメモリーがシステム全体で分散されているのか、特定ノードに集中しているのかを表示します。
numastat 出力をプロセッサーごとの top 出力と相互参照し、メモリーが割り当てられている同じノードでプロセススレッドが実行していることを確認します。
Numastat は numactl パッケージで提供されます。numastat 出力の詳細については man ページをご覧ください。
$ man numastat
4.2.3. /proc/interrupts
/proc/interrupts ファイルには特定の I/O デバイスから各プロセッサーに送信された割り込み数が記載されています。内容は割り込み要求 (IRQ) 数、各プロセッサーで処理されたタイプ別割り込み要求数、送信された割り込みタイプ、記載割り込み要求に応答したデバイスをコンマで区切った一覧などになります。
特定のアプリケーションまたはデバイスが大量の割り込みを生成しリモートのプロセッサーに処理させようとしている場合はパフォーマンスに影響を及ぼす可能性が高くなります。このような場合はそのアプリケーションまたはデバイスが割り込み要求を処理しているノード同じノードのプロセッサーに処理をさせるようにするとパフォーマンスの低下を軽減することができます。割り込み処理を特定のプロセッサに割り当てる方法については「割り込みの親和性の設定」を参照してください。

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