Red Hat Training

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8.4.7.3. Btrfs のチューニング

Red Hat Enterprise Linux 7.0 以降、Btrfs がテクノロジープレビューとして提供されています。チューニングは、現在の負荷に基づいてシステムを最適化するために常に行う必要があります。作成およびマウントのオプションについては、『Red Hat Enterprise Linux 7 ストレージ管理ガイド』の「Btrfs」の章を参照してください。

データ圧縮

デフォルトの圧縮アルゴリズムは zlib ですが、特定の負荷がある場合は、圧縮アルゴリズムを変更することが推奨されます。たとえば、ファイル I/O が大きいシングルスレッドの場合は、lzo アルゴリズムを使用することが推奨されます。マウント時オプションは次のとおりです。
  • compress=zlib: 圧縮率が高く、古いカーネルに安全なデフォルトオプション。
  • compress=lzo: 圧縮は高速ですが、zlib よりも低速です。
  • compress=no: 圧縮を無効にします。
  • compress-force=method: 動画やディスクイメージなどの圧縮率が高くないファイルにも圧縮を有効にします。利用可能な方法は zliblzo です。
マウントオプションの追加後に作成または変更されたファイルのみが圧縮されます。既存のファイルを圧縮するには、以下で methodzlib または lzo に置き換えたあとでこのコマンドを実行します。
$ btrfs filesystem defragment -cmethod
lzo を使用してファイルを再圧縮するには、次のコマンドを実行します。
$ btrfs filesystem defragment -r -v -clzo /