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A.8. vmstat

vmstat は システムのプロセス、メモリー、ページング、ブロックの入出力、割り込み、および CPU アクティビティーに関するレポートを出力します。最後にマシンを起動した時点または最後の報告を行った時点からのイベント平均を瞬時に報告します。
-a
アクティブおよび非アクティブなメモリーを表示します。
-f
起動時からのフォーク数を表示します。これには forkvforkclone のシステムコールが含まれ、作成されたタスク数の合計と同じになります。各プロセスはスレッドの使用により 1 タスクまたは複数のタスクで表されます。表示は繰り返されません。
-m
スラブ情報を表示します。
-n
ヘッダーが定期的に表示されるのではなく、1 回表示されるように指定します。
-s
各種イベントのカウンターとメモリー統計の表を表示します。表示は繰り返されません。
delay
リポート間の遅延を秒単位で指定します。遅延を指定しない場合はマシンを最後に起動した時点からの平均値のレポートが一つのみ出力されます。
count
システムに関するレポートの回数を指定します。count が指定されておらず、delay が定義されている場合、vmstat は無期限に報告します。
-d
ディスク統計を表示します。
-p
パーティション名を値として取り、そのパーティションの詳細な統計をレポートします。
-S
レポートで出力される単位を指定します。有効な値は、k (1000 バイト)、K (1024 バイト)、m (1,000,000 バイト)、または M (1,048,576 バイト)です。
-D
ディスクアクティビティーに関する要約統計をレポートします。
各出力モードで提供される出力に関する詳細は man ページをご覧ください。
$ man vmstat