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5.2.2. XFS パフォーマンスメトリックの設定および検証

pminfo でのメトリックの検証

PCP がインストールされ、XFS PMDA が有効になっていると、PCP および XFS で利用可能なパフォーマンスメトリックの検索を開始する最も簡単な方法として 利用可能なパフォーマンスメトリックに関する情報が表示されます。「XFS PMDA をインストールして PCP で XFS データを収集」コマンドは、XFS PMDA によって提供される利用可能なメトリックをすべて表示します。
XFS PMDA によって提供される利用可能なメトリックスをすべて表示するには、以下を実行します。
# pminfo xfs
以下のオプションを使用して、選択したメトリックの情報を表示します。
-t metric
選択したメトリックを説明するヘルプ情報を 1 行で表示します。
-T metric
選択したメトリックを説明するより詳細なヘルプテキストを表示します。
-f metric
メトリックスに対応するパフォーマンスの現在の読み取り値を表示します。
メトリックのグループまたは個別のメトリックに -t-T、および -f オプションを使用できます。ほとんどのメトリックデータは、プロービング時にシステム上のマウントされた各 XFS ファイルシステムに提供されます。
ドット (.) を区切り文字として使用し、各グループがルート XFS メトリックからの新しいリーフノードとなるようにする他の XFS メトリックのグループ があります。リーフノードセマンティック (ドット) はすべての PCP メトリックに適用されます。各グループで利用可能なメトリクスの種類の概要は、表A.3「XFS の PCP メトリックグループ」 を参照してください。
また、XFS のドキュメントには XFS ファイルシステムの監視に関するセクション「Chapter 13. XFS Monitoring」が含まれています。

例5.1 pminfo ツールを使用した XFS 読み書きメトリックの検証

xfs.write_bytes メトリックを説明するヘルプ情報を 1 行で表示するには、以下を実行します。
# pminfo -t xfs.write_bytes

xfs.write_bytes [number of bytes written in XFS file system write operations]
xfs.write_bytes メトリックを説明するより詳細なヘルプテキストを表示するには、以下を実行します。
# pminfo -T xfs.read_bytes

xfs.read_bytes
Help:
This is the number of bytes read via read(2) system calls to files in
XFS file systems. It can be used in conjunction with the read_calls
count to calculate the average size of the read operations to file in
XFS file systems.
xfs.read_bytes メトリックスに対応するパフォーマンスの現在の読み取り値を取得します。
# pminfo -f xfs.read_bytes

xfs.read_bytes
    value 4891346238

pmstore でのメトリックの設定

PCP を使用すると、特にメトリックが制御変数として動作する場合 (例: xfs.control.reset メトリック) に特定のメトリックの値を編集できます。メトリックの値を編集するには、pmstore ツールを使用します。

例5.2 pmstore を使用した xfs.control.reset メトリックのリセット

この例は、xfs.control.reset メトリックで pmstore を使用して、XFS PMDA の記録されたカウンター値をゼロにリセットする方法を示しています。
$ pminfo -f xfs.write

xfs.write
    value 325262
# pmstore xfs.control.reset 1

xfs.control.reset old value=0 new value=1
$ pminfo -f xfs.write

xfs.write
    value 0