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第1章 はじめに
各 Red Hat Enterprise Linux 7 マイナーリリースで導入された機能については、「Release Notes」で各マイナーバージョンのリリースノートを参照してください。
『パフォーマンスチューニングガイド』は、特定の目的のために Red Hat Enterprise Linux 7 を構成するさまざまなサブシステムを最適化するための包括的なガイドです。本書では、Red Hat Enterprise Linux 7 で利用可能なパフォーマンス監視とチューニングツールについても簡単に説明しています。
チューニングを開始する前に、Red Hat は以下のことを行うことを強く推奨します。
- 設定前のバックアップ
- Red Hat Enterprise Linux 7 のデフォルト設定は、負荷がそれほど大きくない状態で実行されているほとんどのサービスに適しています。特定のサブシステムのパフォーマンスを向上させると、別のシステムに悪い影響が及ぶことがあります。システムをチューニングする前に、すべてのデータおよび設定情報をバックアップしてください。
- 本番稼働用でない設定のテスト
- 『パフォーマンスチューニングガイド』で示されている手順は Red Hat エンジニアによってラボと現場で入念にテストされていますが、Red Hat は、これらの設定を本番稼働システムに適用する前に、計画されたすべての設定を安全なテスト環境でテストすることをお勧めします。
本書の対象読者
『パフォーマンスチューニングガイド』は、主に以下の異なる (ただし、重複する点もあります) 2 種類の対象読者のために記述されました。
- システム管理者
- 『パフォーマンスチューニングガイド』では、システム管理者が特定の目的のために Red Hat Enterprise Linux 7 を最適化できるよう各設定オプションの効果について詳しく説明します。本書の手順は Red Hat Certified Engineer (RHCE) 認定書または同等の経験 (3〜5 年の Linux ベースシステムのデプロイおよび管理経験) を持つシステム管理者向けです。
- システムおよびビジネスアナリスト
- 本書では、Red Hat Enterprise Linux 7 のパフォーマンス機能について高度な説明をします。特定の負荷でサブシステムのパフォーマンスがどのように変化するかについての情報が提供されるため、アナリストは Red Hat Enterprise Linux 7 が各ユースケースに適しているかどうかを判断できます。可能な場合、『パフォーマンスチューニングガイド』では、読者に詳細なドキュメンテーションが紹介されます。これにより、読者は、インフラストラクチャーとデプロイメントの提案に必要な詳細なデプロイメントおよび最適化ストラテジーを作成するのに必要となる詳しい知識を得ることができます。

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