2.3. GNOME グラフィカルユーザーインターフェースによる NetworkManager の使用
2.3.1. GUI を使用したネットワーク接続
- 画面右上にある GNOME シェルのネットワーク接続アイコンをクリックして、メニューを開く。

図2.5 GNOME でネットワークユーティリティーを選択する
- 現在接続しているカテゴリ別のネットワーク一覧 (有線 と Wi-Fi など)
- NetworkManager が検出した Available Networks (利用可能なネットワーク) の全一覧
- 設定済みの VPN (仮想プライベートネットワーク) への接続オプション
- ネットワークの設定 メニューの選択オプション
2.3.2. 新規接続の設定と既存接続の編集
IP アドレス、ルートの詳細などが表示されます。

図2.6 ネットワーク設定ウィンドウを使用したネットワークの設定
既存接続の編集
IP アドレスや DNS、ルート設定といったほとんどのネットワーク設定タスクが実行できます。

図2.7 ネットワーク接続詳細ウィンドウを使用したネットワークの設定
2.3.2.1. 新規接続の設定
2.3.3. ネットワークへの自動接続
手順2.1 ネットワーク検出時に自動接続するよう NetworkManager を設定する
- Super キーを押してアクティビティ画面を開き、Network と入力して ネットワーク 設定ツールを選択します。
- 左側のメニューからネットワークインターフェースを選択します。
- 右側の丸いギアのアイコンをクリックします。選択したインターフェースに関連付けられたプロファイルが 1 つの場合、ギアのアイコンは右下に表示されます。ネットワーク の詳細ウィンドウが開きます。
- 左側の Identity メニューエントリーを選択します。Network ウィンドウが identity ビューに切り替わります。
- 自動接続する を選択すると、その接続が利用可能であることを NetworkManager が検出すると、NetworkManager が自動接続するようになります。NetworkManager の自動接続を望まない場合は、チェックボックスを外します。この場合、接続するには手動でネットワーク接続のアイコンを選択する必要があります。
2.3.4. nm-connection-editor における共通の設定オプション
nm-connection-editor ユーティリティーを使用する場合、ほとんどの接続の種類 (イーサネット、Wi-Fi、モバイルブロードバンド、DSL) に共通な 5 つの設定オプションがあります。
- ターミナルで nm-connection-editor と入力します。
~]$ nm-connection-editor - 追加 ボタンをクリックします。接続の種類の選択 ウィンドウが表示されます。あるいは、既存の接続の種類の場合は、ネットワーク接続 ダイアログで 編集 ボタンをクリックします。

図2.8 接続の種類の選択
- 編集 ダイアログで 全般 タブを選択します。

図2.9 nm-connection-editor における設定オプション
- 接続名: ネットワーク接続の名前を入力します。この名前は Network ウィンドウメニューの接続名一覧に表示されます。
- この接続が利用可能になったときは自動的に接続する: このボックスにチェックを入れると、この接続が利用可能な時に NetworkManager が自動接続します。詳細については「ネットワークへの自動接続」を参照してください。
- 全ユーザーがこのネットワークに接続可能とする: システム上のすべてのユーザーが接続可能とするには、このボックスにチェックを入れます。このセッティングを変更するには root 権限が必要になることがあります。詳細については「システムワイドおよびプライベート接続プロファイル」を参照してください。
- この接続を使用したときは自動的に VPN に接続する: このボックスにチェックを入れると、この接続が利用可能な時に NetworkManager が自動で選択された VPN に接続します。ドロップダウンメニューから VPN を選択します。
- ファイアウォールゾーン: ドロップダウンメニューからファイアウォールゾーンを選択します。ファイアウォールゾーンに関する詳細情報は、『Red Hat Enterprise Linux 7 セキュリティーガイド』を参照してください。
注記
2.3.5. システムワイドおよびプライベート接続プロファイル
connection 設定の permissions プロパティーに関する詳細情報は、nm-settings(5) man ページを参照してください。パーミッションは、ifcfg ファイル内の USERS ディレクティブに対応しています。USERS ディレクティブがない場合は、すべてのユーザーがそのネットワークプロファイルを使用できることになります。たとえば、ifcfg ファイル内の以下のコマンドでは、記載されたユーザーのみがこの接続を使用できるようになります。USERS="joe bob alice"これはグラフィカルユーザーインターフェースツールを使って設定することもできます。nm-connection-editor では 全般 タブの 全ユーザーがこのネットワークに接続可能とする のチェックボックスがこれに相当し、GNOME control-center のネットワーク設定 Identity ウィンドウでは、他のユーザーにも利用可能にする がこれに相当します。
user が接続プロファイル user-em2 を作成し、自動接続する にチェックを入れて 他のユーザーにも利用可能にする にチェックを入れないと、この接続は起動時に利用可能となりません。
- 他のユーザーにも利用可能にする のチェックボックスを外します。これでこの接続は、この変更を行ったユーザーのみが編集、使用できるようになります。
- polkit フレームワークを使用して、ユーザーごとに全般的なネットワーク操作のパーミッションを制限します。
polkit(8) man ページを参照してください。
手順2.2 control-center を使用してシステムワイドの接続からユーザー固有の接続に変更する、またはその逆
- Super キーを押してアクティビティ画面を開き、Network と入力して ネットワーク 設定ツールを選択します。
- 左側のメニューからネットワークインターフェースを選択します。
- 右側の丸いギアのアイコンをクリックします。選択したインターフェースに関連付けられたプロファイルが 1 つの場合、ギアのアイコンは右下に表示されます。ネットワーク の詳細ウィンドウが開きます。
- 左側の Identity メニューエントリーを選択します。Network ウィンドウが identity ビューに切り替わります。
- 他のユーザーにも利用可能にする にチェックを入れると、NetworkManager はこの接続をシステムワイドで利用可能にします。逆に 他のユーザーにも利用可能にする のチェックを外すと、この接続はユーザー固有になります。
2.3.6. control-center を使用した有線 (イーサネット) 接続の設定
基本設定オプション

図2.10 有線接続に関する基本設定オプション
- 名前: ネットワーク接続の名前を入力します。この名前は Network ウィンドウメニューの接続名一覧に表示されます。
- MAC アドレス: このプロファイルを適用する必要のあるインターフェースの MAC アドレスを選択します。
- クローンしたアドレス: 必要な場合には、別の MAC アドレスを入力します。
- MTU: 必要に応じて、使用する特定の 最大転送単位 (MTU) を入力します。MTU の値は、リンク層が転送する最大パケットサイズをバイト数で表したものです。この値のデフォルトは
1500で、通常は指定や変更の必要はありません。 - ファイアウォールゾーン: 必要な場合は、適用する別のファイアウォールゾーンを選択します。ファイアウォールゾーンに関する詳細情報は、『Red Hat Enterprise Linux 7 セキュリティーガイド』を参照してください。
- 他のユーザーにも利用可能にする: 接続をこのシステム上のすべてのユーザーに利用可能とするには、このボックスにチェックを入れます。このセッティングを変更するには root 権限が必要になることがあります。詳細については「システムワイドおよびプライベート接続プロファイル」を参照してください。
新規 (または修正した) 接続を保存して他の設定を行う
2.3.7. control-center を使用した Wi-Fi 接続の設定
利用可能なアクセスポイントへのすばやい接続
非表示 Wi-Fi ネットワークへの接続
接続の編集、または新規接続の作成
- Super キーを押してアクティビティ画面を開き、Network と入力して ネットワーク 設定ツールを選択します。
- 左側のメニューエントリーから Wi-Fi インターフェースを選択します。
- 右側のメニューで接続する Wi-Fi 接続プロファイルをクリックします。鍵の記号は、キーまたはパスワードが必要であることを示しています。
- 必要に応じて認証情報を入力します。
Wi-Fi 接続に関する基本設定オプション

図2.11 Wi-Fi 接続に関する基本設定オプション
- SSID
- アクセスポイント (AP) の サービスセット識別子 (SSID) です。
- BSSID
- BSSID (基本的サービスセット識別子) (BSSID) は、インフラストラクチャー モードで接続している際の特定のワイヤレスアクセスポイントの MAC アドレスで、ハードウェアアドレス とも呼ばれます。このフィールドはデフォルトで空白になっており、BSSID を指定せずに SSID でワイヤレスアクセスポイントに接続できます。BSSID が指定されると、システムは強制的に特定のアクセスポイントのみに関連付けられます。アドホックネットワークが生成される際にこのネットワーク用に mac80211 サブシステムがランダムに BSSID を生成します。これは NetworkManager では表示されません。
- MAC アドレス
- MAC アドレスを選択します。これは、Wi-Fi が使用する ハードウェアアドレス とも呼ばれます。単一システムには、1 つまたは複数のワイヤレスネットワークアダプターを接続することができます。そのため、MAC アドレス フィールドで、特定のワイヤレスアダプターと特定の接続 (単一または複数) の関連付けを可能にしています。
- クローンしたアドレス
- 実際のハードウェアアドレスの代わりに使用する、クローンした MAC アドレスです。必要なければ、空白のままにします。
- 他のユーザーにも利用可能にする: 接続をこのシステム上のすべてのユーザーに利用可能とするには、このボックスにチェックを入れます。このセッティングを変更するには root 権限が必要になることがあります。詳細については「システムワイドおよびプライベート接続プロファイル」を参照してください。

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