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13.8.3. IPoIB ハードウェアアドレスについて

IPoIB デバイスには、20 バイトのハードウェアアドレスがあります。非推奨の ifconfig ユーティリティーでは 20 バイトすべては読み取れないため、IPoIB デバイスの正しいハードウェアアドレスを見つけるために、これを使用しないでください。iproute パッケージの ip ユーティリティーが適切に機能します。
IPoIB ハードウェアアドレスの最初の 4 バイトは、フラグと queue pair 番号です。次の 8 バイトはサブネットの接頭辞です。IPoIB デバイスは最初に作成される際に、デフォルトの 0xfe:80:00:00:00:00:00:00 というサブネット接頭辞が付けられます。このデバイスはサブネットマネージャーと連絡するまで、このデフォルトのサブネット接頭辞 (0xfe80000000000000) を使用し、その時点でサブネット接頭辞をサブネットマネージャーが設定したものに再設定します。最後の 8 バイトは、IPoIB デバイスの接続先となる InfiniBand ポートの GUID アドレスです。最初の 4 バイトと次の 8 バイトは時々変化するため、IPoIB インターフェースのハードウェアアドレスを指定する際には、これを使ったり適合対象としたりすることはありません。「70-persistent-ipoib.rules の使用」のセクションでは、デバイスマッチングの信頼性を確保できるように、udev ルールファイルの ATTR{address} フィールドの最初の 12 バイトを除外してアドレスを生成する方法を説明しています。IPoIB インターフェースを設定する際、設定ファイルの HWADDR フィールドには、すべての 20 バイトを含めることができます。ただし、最後の 8 バイトは通常、設定ファイルによって指定されたハードウェアにマッチしてこれを見つけるのに使用されます。ただし、TYPE=InfiniBand エントリーがデバイス設定ファイルで正しく記入されておらず、ifup-ib が IPoIB インターフェースを有効にする実際のスクリプトではない場合、設定で指定されたハードウェアをシステムが見つけられないというエラーが発生します。IPoIB インターフェースでは、設定ファイルの TYPE= フィールドは、InfiniBand または infiniband のどちらかである必要があります(エントリーは大文字と小文字を区別しますが、スクリプトはこれらの特定の表記を受け入れます)。