1.3. NetworkManager について

Red Hat Enterprise Linux 7 では、NetworkManager がデフォルトのネットワークサービスを提供します。これは動的なネットワーク制御および設定デーモンで、ネットワークデバイスと接続が利用可能な間は、これらをアクティブな状態に保ちます。従来の ifcfg タイプの設定ファイルも、サポートが継続されます。詳細は、「NetworkManager とネットワークスクリプト」を参照してください。

表1.1 ネットワークツールおよびアプリケーションの概要

アプリケーションおよびツール詳細
NetworkManagerデフォルトのネットワークデーモン
nmtuiNetworkManager 用のシンプルな curses ベースのテキストユーザーインターフェース (TUI)
nmcliユーザーとスクリプトが NetworkManager と対話できるようにするコマンドラインツール
control-centerGNOME Shell が提供するグラフィカルユーザーインターフェースツール
nm-connection-editorcontrol-center では処理されない特定のタスクに利用可能な GTK+ 3 アプリケーション
NetworkManager は、ネットワークエイリアスや IP アドレス、静的ルート、DNS 情報、VPN 接続に加えて接続固有のさまざまなパラメーターを設定できます。また、NetworkManager は D-Bus 経由の API を提供し、これによりアプリケーションはネットワーク設定や状態をクエリ、制御することができます。
さらに、NetworkManager は再起動プロセス後にデバイスの状態を維持し、再起動時に managed モードに設定されたインターフェースを引き継ぐようになりました。また、NetworkManager は、「unmanaged」と明示的に設定されていないが、ユーザーまたは別のネットワークサービスにより手動で制御されているデバイスを処理できるようになりました。