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3.4.7. GUI を使用した Wi-Fi 接続の設定

本セクションは、NetworkManager を使用して、アクセスポイントに Wi-Fi 接続 (ワイヤレス接続または 802.11a/b/g/n とも呼ばれます) する設定方法を説明します。アクセスポイントは、ワイヤレスデバイスをネットワークに接続できるデバイスです。
(3G などの) モバイルブロードバンドの設定方法は、「GUI を使用したモバイルブロードバンド接続の設定」を参照してください。

利用可能なアクセスポイントにすばやく接続

手順
  1. ネットワーク接続アイコンをクリックして、ネットワーク接続アイコンのメニューをアクティブにします。control-center GUI を使用したネットワーク接続」を参照してください。
  2. Wi-Fi ネットワークの一覧で、アクセスポイント サービスセット識別子 (SSID) です。
  3. ネットワークの SSID をクリックします。鍵の記号は、アクセスポイントが認証を要求することを示します。アクセスポイントがセキュリティーで保護されている場合は、認証キーまたはパスワードの入力を求めるダイアログが表示されます。
    NetworkManager は、アクセスポイントが使用するセキュリティーの出塁を自動検出しようとします。いくつかの選択肢がある場合は、NetworkManager がセキュリティーの種類を推測し、Wi-Fi security ドロップダウンメニューに表示します。
    • WPA-PSK セキュリティー (パスフレーズ付きの WPA) の場合は、選択する必要がありません。
    • WPA Enterprise (802.1X) の場合は、セキュリティーを自動検出できないため、セキュリティーを選択する必要があります。
      良くわからない場合は、順番に、それぞれのタイプに接続してみてください。
  4. Password フィールドで鍵またはパスフレーズを入力します。40 ビットの WEP キーまたは 128 ビットの WPA キーは、必要な長さがないと無効になります。選択したセキュリティーの種類に必要な分だけ鍵を入力するまで、Connect ボタンは無効になります。ワイヤレスセキュリティーの詳細は、「802.1X セキュリティーの設定」を参照してください。
NetworkManager が正常にアクセスポイントに接続すると、ネットワーク接続アイコンが無線接続信号の強度を示すグラフィカルインジケーターに変わります。
また、自動作成されたアクセスポイント接続の設定を、あたかも自分で追加したように編集することもできます。ネットワーク ウィンドウの Wi-Fi ページには 履歴 ボタンがあります。このボタンをクリックすると、接続を試みたすべての接続が一覧表示されます。「既存の Wi-Fi 接続の編集」を参照してください。

非表示 Wi-Fi ネットワークへの接続

すべてのアクセスポイントにはそれら自体の識別のために サービスセット識別子 (SSID) があります。ただし、アクセスポイントはその SSID をブロードキャストしないように設定されていることがあります。この場合は非表示となり、NetworkManager利用可能なネットワーク一覧には表示されなくなります。ただし、その SSID と認証方法と秘密情報が分かっていれば、SSID を非表示としているワイヤレスアクセスポイントに接続することは可能です。非表示のワイヤレスネットワークに接続するには、以下を行います。
手順
  1. Super キーを押してアクティビティーの概要を表示し、Settings と入力して Enter キーを押します。次に、左側にある Wi-Fi メニューエントリーを選択します。
  2. Connect to Hidden Network を選択します。2 つの選択肢があります。
    • 以前非表示にしたネットワークに接続したことがある場合は、以下を行います。
      1. ネットワークを選択するには、Connection ドロップダウンを使用します。
      2. Connect をクリックします。
    • そうでない場合は、以下の手順に従ってください。
      1. Connection ドロップダウンを New のままにします。
      2. 非表示のネットワークの SSID を入力します。
      3. その Wi-Fi security 方法を選択します。
      4. 正しい認証の秘密を入力します。
      5. Connect をクリックします。
ワイヤレスセキュリティー設定の詳細は、「802.1X セキュリティーの設定」を参照してください。

新しい Wi-Fi 接続の設定

手順
  1. SettingsWi-Fi メニューエントリーを選択します。
  2. 接続する Wi-Fi 接続名 (デフォルトでは SSID と同じ) をクリックします。
    • SSID が範囲にない場合は、「非表示 Wi-Fi ネットワークへの接続」を参照してください。
    • SSID が範囲内にある場合は、右側のメニューで Wi-Fi 接続プロファイルをクリックします。鍵の記号は、鍵やパスワードが必要であることを示します。要求されたら、認証の詳細を入力してください。

既存の Wi-Fi 接続の編集

以前接続しようとした、または接続できた既存の接続を編集できます。
手順
  1. Super キーを押して、アクティビティーの概要を表示し、Settings と入力して Enter キーを押します。
  2. 左側のメニューエントリーから Wi-Fi を選択します。
  3. 編集する Wi-Fi 接続名の右側にある歯車アイコンを選択すると、接続の編集ダイアログが表示されます。このネットワークが現在範囲外にある場合は、History をクリックして以前の接続を表示します。Details ウィンドウには接続の詳細が表示されます。

Wi-Fi 接続に関する基本設定オプション

Wi-Fi 接続の設定を編集するには、接続の編集ダイアログから Identity を選択します。以下の設定が可能です。

図3.13 Wi-Fi 接続に関する基本設定オプション

Wi-Fi 接続に関する基本設定オプション
SSID
アクセスポイント (AP) の サービスセット識別子 (SSID) です。
BSSID
BSSID (基本的サービスセット識別子) (BSSID) は、インフラストラクチャー モードで接続している際の特定のワイヤレスアクセスポイントの MAC アドレスで、ハードウェアアドレス とも呼ばれます。このフィールドはデフォルトで空白になっており、BSSID を指定せずに SSID でワイヤレスアクセスポイントに接続できます。BSSID を指定している場合は、システムによる特定のアクセスポイントのみへの関連付けが強制的に実行されます。
アドホックネットワークが生成される際にこのネットワーク用に mac80211 サブシステムがランダムに BSSID を生成します。これは NetworkManager では表示されません。
MAC アドレス
MAC アドレスを選択します。これは、Wi-Fi が使用する ハードウェアアドレス とも呼ばれます。
単一システムには、1 つまたは複数のワイヤレスネットワークアダプターを接続することができます。そのため、MAC アドレス フィールドで、特定のワイヤレスアダプターと特定の接続 (単一または複数) の関連付けを可能にしています。
クローンしたアドレス
実際のハードウェアアドレスの代わりに使用する、クローンした MAC アドレスです。必要でない限り、空白のままにします。
以下の設定は、ほとんどの接続の種類に共通のものです。

Wi-Fi 接続の追加設定

編集ダイアログで、既存の接続をさらに設定できます。
設定するには、以下のコマンドを実行します。

新しい (または変更した) 接続の保存

ワイヤレス接続の編集が終了したら、適用 ボタンを押して設定を保存します。設定が適切であれば、ネットワーク接続のアイコンメニューからこの変更した接続を選択することで接続できます。ネットワークの選択および接続については、control-center GUI を使用したネットワーク接続」を参照してください。