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10.4.2. ip コマンドを使用した 802.1Q VLAN タグの設定

イーサネットインターフェース enp1s0 上で、名前が VLAN8 および ID 8 の 802.1Q VLAN インターフェースを作成するには、root で以下のコマンドを実行します。
~]# ip link add link enp1s0 name enp1s0.8 type vlan id 8
VLAN を表示するには、以下のコマンドを実行します。
~]$ ip -d link show enp1s0.8
4: enp1s0.8@enp1s0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc noqueue state UP mode DEFAULT
     link/ether 52:54:00:ce:5f:6c brd ff:ff:ff:ff:ff:ff promiscuity 0
     vlan protocol 802.1Q id 8 <REORDER_HDR>
ip ユーティリティーは、VLAN ID が 0x で始まっている場合は 16 進数として、0 で始まっている場合は 8 進数として読み取ることに注意してください。つまり、10 進数の値 22 の VLAN ID を割り当てるには、ゼロをつけないでください。
VLAN を削除するには、root で以下のコマンドを実行します。
~]# ip link delete enp1s0.8
複数の VLAN に属する複数のインターフェースを使用するには、物理インターフェース enp1s0 に、適切な VLAN ID を持つローカルの enp1s0.1enp1s0.2 を作成します。
~]# ip link add link enp1s0 name enp1s0.1 type vlan id 1
    ip link set dev enp1s0.1 up
~]# ip link add link enp1s0 name enp1s0.2 type vlan id 2
    ip link set dev enp1s0.2 up
物理デバイスでネットワークスニファーを実行すると、enp1s0 に VLAN デバイスが設定されていなくても、物理デバイスに到達するタグ付きフレームをキャプチャーできます。以下に例を示します。
tcpdump -nnei enp1s0 -vvv
注記
ip コマンドを使って作成された VLAN インターフェースは、システムが終了したり再起動すると失われます。システム再起動後も維持できるように VLAN インターフェースを設定するには、ifcfg ファイルを使用します。「ifcfg ファイルを使用した 802.1q VLAN タグの設定」を参照してください。