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3.5. ifcfg ファイルを使用した IP ネットワークの設定
システム管理者は、
ifcfg
ファイルを使用して、ネットワークインターフェースを手動で設定できます。
インターフェース設定ファイル (ifcfg) は、個々のネットワークデバイスのソフトウェアインターフェースを制御します。システムは、ブート時にこれらのファイルを使用して、どのインターフェースをアクティブにして、どのように設定するかを決定します。これらのファイルは、通常
ifcfg-name
と命名されます。接尾辞 name は設定ファイルが制御するデバイス名を指します。ifcfg
ファイルの接尾辞は慣習的に、設定ファイル自体で DEVICE
ディレクティブが提供する文字列と同じものになります。
ifcfg ファイルを使用した静的ネットワーク設定によるインタフェースの設定
たとえば、
ifcfg
ファイルを使って enp1s0
という名前のインターフェースを静的ネットワークで設定するには、/etc/sysconfig/network-scripts/
ディレクトリー内に以下のような内容で ifcfg-enp1s0
という名前のファイルを作成します。
IPv4
設定の場合DEVICE=enp1s0 BOOTPROTO=none ONBOOT=yes PREFIX=24 IPADDR=10.0.1.27
IPv6
設定の場合DEVICE=enp1s0 BOOTPROTO=none ONBOOT=yes IPV6INIT=yes IPV6ADDR=2001:db8::2/48
ネットワークまたはブロードキャストアドレスは、ipcalc が自動的に計算するので指定する必要はありません。IPv6
の ifcfg 設定オプションの詳細は、man ページの 『nm-settings-ifcfg-rh(5)』 を参照してください。
重要
Red Hat Enterprise Linux 7 では、11章ネットワークデバイス命名における一貫性で説明されるように、ネットワークインターフェースの命名規則が変更されています。
HWADDR
ディレクティブを使用してハードウェアまたは MAC アドレスを指定すると、デバイスの命名手順に影響が出ます。
ifcfg ファイルを使用した動的ネットワーク設定によるインタフェースの設定
ifcfg
ファイルを使用して動的ネットワーク設定で em1 という名前のインターフェースを設定するには、以下を行います。
/etc/sysconfig/network-scripts/
ディレクトリーに、ifcfg-em1
という名前のファイルを作成します。これには、以下が含まれます。DEVICE=em1 BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=yes
- インターフェースが
DHCP
サーバーに異なるホスト名を送信するよう設定するには、ifcfg
ファイルに以下の行を追加します。DHCP_HOSTNAME=hostname
インターフェースがDHCP
サーバーに異なる完全修飾ドメイン名 (FQDN) を送信するよう設定するには、ifcfg
ファイルに以下の行を追加します。DHCP_FQDN=fully.qualified.domain.name
注記
指定したifcfg
ファイルでは、DHCP_HOSTNAME
またはDHCP_FQDN
ディレクティブのどちらか 1 つしか使用しないでください。DHCP_HOSTNAME
とDHCP_FQDN
の両方を指定した場合には、後者だけが使用されます。 - インターフェースが特定の
DNS
サーバーを使用するよう設定するには、ifcfg
ファイルに以下の行を追加します。PEERDNS=no DNS1=ip-address DNS2=ip-address
ここで、ip-address はDNS
サーバーのアドレスです。これにより、ネットワークサービスは指定したDNS
サーバーで/etc/resolv.conf
を更新します。指定する必要のあるDNS
サーバーのアドレスは 1 つだけで、その他はオプションです。 ifcfg
ファイルで静的ルートを設定するには、「ifcfg ファイルでの静的ルートの設定」を参照してください。デフォルトでは、インターフェース設定ファイルのBOOTPROTO
がdhcp
に設定され、アドレスを自動的に取得するようにプロファイルが設定されていると、NetworkManager はDHCP
クライアントの dhclient を呼び出します。DHCP
が必要な場合は、インターフェース上で、すべてのインターネットプロトコル (IPv4
およびIPv6
) に dhclient のインスタンスが開始されます。NetworkManager が実行中ではない場合、もしくはこれがインターフェースを管理していない場合は、必要に応じてレガシーのネットワークサービスが dhclient のインスタンスを呼び出します。動的な IP アドレスの詳細は、「静的 IP アドレス指定と動的 IP アドレス指定の比較」を参照してください。- 設定を適用するには、以下を行います。
- 更新した接続ファイルを再読み込みします。
# nmcli connection reload
- 接続を再度有効にします。
# nmcli connection up connection_name
3.5.1. ifcfg ファイルを使用したシステム全体およびプライベート接続プロファイルの管理
パーミッションは、
ifcfg
ファイルの USERS
ディレクティブに対応します。USERS
ディレクティブが表示されない場合は、ネットワークプロファイルがすべてのユーザーに利用できます。たとえば、ifcfg
ファイルにある以下のコマンドは、記載されているユーザーにのみ利用可能になります。USERS="joe bob alice"
また、
USERCTL
ディレクティブを設定して、デバイスを管理できます。
- yes に設定すると、
root
ユーザー以外のユーザーがこのデバイスを制御できます。 - no に設定すると、
root
ユーザー以外のユーザーがこのデバイスを制御 できなくなります。
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