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10.4. コマンドラインを使用した 802.1Q VLAN タグの設定
Red Hat Enterprise Linux 7 では、
8021q
モジュールはデフォルトで読み込まれています。必要な場合は、root
で以下のコマンドを実行して、モジュールを読み込みます。
~]# modprobe --first-time 8021q
modprobe: ERROR: could not insert '8021q': Module already in kernel
モジュールについての情報を表示するには、以下のコマンドを実行します。
~]$ modinfo 8021q
コマンドオプションは、man ページの modprobe(8)
を参照してください。
10.4.1. ifcfg ファイルを使用した 802.1q VLAN タグの設定
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-device_name
で親インターフェースを設定します。device_name はインターフェースの名前です。DEVICE=interface_name TYPE=Ethernet BOOTPROTO=none ONBOOT=yes
/etc/sysconfig/network-scripts/
ディレクトリーで VLAN インターフェースを設定します。設定ファイル名は、親インターフェースにピリオド.
と VLAN ID 番号を加えたものにします。たとえば、VLAN ID が 192 で親インターフェースが enp1s0 なら、設定ファイル名はifcfg-eth0.192
となります。DEVICE=enp1s0.192 BOOTPROTO=none ONBOOT=yes IPADDR=192.168.1.1 PREFIX=24 NETWORK=192.168.1.0 VLAN=yes
たとえば、VLAN ID 193 で同一インターフェースの enp1s0 上に 2 つ目の VLAN を設定する必要がある場合は、VLAN 設定詳細でenp1s0.193
という名前とした新規ファイルを追加します。- 変更を反映させるには、ネットワークサービスを再起動します。
root
で以下のコマンドを実行します。~]#
systemctl restart network
10.4.2. ip コマンドを使用した 802.1Q VLAN タグの設定
イーサネットインターフェース enp1s0 上で、名前が VLAN8 および ID
8
の 802.1Q VLAN インターフェースを作成するには、root
で以下のコマンドを実行します。
~]# ip link add link enp1s0 name enp1s0.8 type vlan id 8
VLAN を表示するには、以下のコマンドを実行します。
~]$ ip -d link show enp1s0.8
4: enp1s0.8@enp1s0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc noqueue state UP mode DEFAULT
link/ether 52:54:00:ce:5f:6c brd ff:ff:ff:ff:ff:ff promiscuity 0
vlan protocol 802.1Q id 8 <REORDER_HDR>
ip ユーティリティーは、VLAN ID が
0x
で始まっている場合は 16 進数として、0
で始まっている場合は 8 進数として読み取ることに注意してください。つまり、10 進数の値 22
の VLAN ID を割り当てるには、ゼロをつけないでください。
VLAN を削除するには、
root
で以下のコマンドを実行します。
~]# ip link delete enp1s0.8
複数の VLAN に属する複数のインターフェースを使用するには、物理インターフェース enp1s0 に、適切な VLAN ID を持つローカルの enp1s0.1 と enp1s0.2 を作成します。
~]#ip link add link enp1s0 name enp1s0.1 type vlan id 1
ip link set dev enp1s0.1 up
~]#ip link add link enp1s0 name enp1s0.2 type vlan id 2
ip link set dev enp1s0.2 up
物理デバイスでネットワークスニファーを実行すると、enp1s0 に VLAN デバイスが設定されていなくても、物理デバイスに到達するタグ付きフレームをキャプチャーできます。以下に例を示します。
tcpdump -nnei enp1s0 -vvv
注記
ip コマンドを使って作成された VLAN インターフェースは、システムが終了したり再起動すると失われます。システム再起動後も維持できるように VLAN インターフェースを設定するには、
ifcfg
ファイルを使用します。「ifcfg ファイルを使用した 802.1q VLAN タグの設定」を参照してください。
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