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2.4.6. Yum の更新

Red Hat Enterprise Linux 7 には更新バージョンの yum が含まれており、これには多くの変更および機能強化が含まれています。このセクションでは、yum を使用して Red Hat Enterprise Linux 6 から Red Hat Enterprise Linux 7 に移行する際に影響を受ける可能性のある変更を一覧表示しています。

  • yum group および yum groups はトップレベルのコマンドとなり、コマンドラインの yum の使用における一貫性が改善されています。たとえば、yum groupinfo コマンドは、yum group info コマンドに変わりました。
  • yum group list には、出力を変更するための新たなオプションのパラメーターが含まれています。この新たなオプションは、languageids です。
  • /etc/yum.conf 内の group_command パラメーターのデフォルト値が、compat から objects に変更になりました。これまで、yum group install のデフォルト動作は、パッケージグループの全メンバーをインストールし、以前にインストールされたパッケージと、以前のアップグレード以降にグループに追加されたパッケージの両方をアップグレードするというものでした。新たなデフォルト動作では、yum が、以前にインストールされたグループの記録を取り、グループの一部としてインストールされたパッケージと、別途インストールされたパッケージを区別します。
  • yum-security プラグインおよび yum-presto プラグインは、yum に統合されました。
  • yum は、複数のパッケージを同時にダウンロードできるようになっています。
  • yum には環境グループのサポートが含まれています。これにより、環境グループ下にリストされている複数のパッケージグループを、単一エンティティーとしてインストール、削除することができます。
  • yum はリポジトリーをパッケージのセットとして扱うことができるようになっているため、リポジトリー内の全パッケージを単一エンティティーとして扱うことが可能です。たとえば、そのリポジトリー内の全パッケージをインストールしたり、削除したりできます。この機能は、repository-packages サブコマンドが提供しています。
  • yum--disableincludes オプションが追加されました。これにより、設定ファイルで定義されている include ステートメントを無効にできるようになりました。all 値ですべての include ステートメントを無効にするか、特定のリポジトリー ID を提供することで、そのリポジトリーに定義されている include ステートメントを無効にすることが可能です。
  • yum--assumeno オプションが追加されました。これは、yum による質問への回答が「no」であることを前提としています。このオプションは --assumeyes オプションを上書きしますが、alwaysprompt が規定する動作に依存します。

yum についての詳細情報は、man ページを参照してください。

$ man yum