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2.2.2.3. 新インストーラー

Red Hat Enterprise Linux のインストーラーである Anaconda は、Red Hat Enterprise Linux 7 のインストールプロセスを改善するために再設計、機能強化されました。

インストーラーの更新された機能は、以下のとおりです。

  • グラフィカルユーザーインターフェースが再設計され、より速く柔軟性が高くなり、ユーザーからの入力が少なく済みます。
  • LVM シンプロビジョニングをサポート。
  • btrfs のインストールサポート。(ただし、btrfs は Red Hat Enterprise Linux 7 ではテクノロジープレビューであることに注意してください)。
  • ローカリゼーションサポートの改善。
  • 直接フォーマット、パーティション化されないデバイスをサポート。
  • ネットワークテクノロジーのチーミングおよびボンディングをサポート。
  • 適切なキーボードのレイアウト、言語、およびタイムゾーンの自動選択をサポート (インターネット接続が必要)。(これにはインターネット接続が必要です。) 検出に基づいて設定された値は、手動で設定した値で上書きされます。
  • DHCP が通知する NTP サーバーが自動的に使用されるようになりました。
  • realmd DBus サービス、Active Directory、および FreeIPA 向けにキックスタートを統合。
  • IBM System z および PowerPC システム、およびシリアルコンソールで機能する新テキストモード。テキストモードは、グラフィカルインストーラーが提供する機能のサブセットを提供します。

この新インストーラーに関する重要な変更もいくつかあります。

  • これまでは、ユーザーはストレージ設定の際に、使用するストレージシステムに関する詳細な技術的知識が必要でした。Red Hat Enterprise Linux 7 では、ストレージ設定が再設計されているので、ユーザーは最小限の詳細を入力するだけで済みます。
  • Anaconda は、inst.root パラメーターではなく、inst.repo パラメーターを使ってネットワークやその他のインストールの場所を設定します。
  • グラフィカルインストーラーインターフェースの詳細なパッケージ選択に替わって、ソフトウェア選択 画面が使用されるようになりました。ソフトウェアは 環境アドオン に分かれており、環境から 1 つ、そしてアドオンは好きなだけ選択できます。ユーザーは、1 つの環境と任意の数のアドオンを選択します。キックスタートインストールでは、インストール時に選択したパッケージを完全に制御できます。

この機能の詳細は、Red Hat Enterprise Linux 7 インストールガイドを参照してください。