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2.3.2. /tmp ディレクトリーへの移動

Red Hat Enterprise Linux 7 では、/tmp を一時ファイルストレージシステム (tmpfs) 用のマウントポイントとして使うことができます。

これを有効にすると、この一時的なストレージはマウントされたファイルシステムのように表示されますが、コンテンツの保管先は永続的なストレージデバイスではなく、揮発性メモリーになります。メモリーが不足している場合を除いて、/tmp 内のファイルがハードドライブに保管されることはありません。メモリーが不足している場合は、swap 領域が使用されます。つまり、/tmp のコンテンツは再起動すると持続しないことになります。

この機能を有効にするには、以下のコマンドを実行します。

# systemctl enable tmp.mount

この機能を無効にするには、以下のコマンドを実行します。

# systemctl disable tmp.mount

Red Hat では、Red Hat Enterprise Linux 7 で使用される様々なタイプの一時ストレージスペースに、以下のものを利用することを推奨しています。

  • デーモンなどの権限付きプロセスでは、/run/processname を使って一時データを保存。
  • 大量のデータを保存するプロセス、もしくは再起動後も存続する一時データを必要とするプロセスには、/var/tmp を使用。
  • その他のプロセスには、/tmp を使用して一時データを保存。