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2.3.3. /run ディレクトリーへの移動

重要

Preupgrade Assistant は、初期リリースの Red Hat Enterprise Linux 7.0 でのこの変更の効果をチェックしませんでした。この問題は RHBA-2014:1627 で修正されました (https://rhn.redhat.com/errata/RHBA-2014-1627.html)。

Red Hat Enterprise Linux の前のバージョンでは、一部のプログラムで、起動初期に /var ディレクトリーをマウントする前に、実行時データを /dev ディレクトリーに格納できました。主な Linux ディストリビューションでは、/dev ディレクトリーはデバイスノードにのみ使用し、/run を代わりに使用することが推奨されています。

したがって、Red Hat Enterprise Linux 7 では、/run ディレクトリーは、/var/run ディレクトリーをバインドマウントする一時ファイルストレージシステム (tmpfs) です。同様に、/run/lock ディレクトリーは /var/lock ディレクトリーをバインドマウントするようになりました。/run/run/lock に格納されたファイルは、永続的ではなくなり、再起動後に保持されません。つまり、アプリケーションはインストール時に 1 回実行するのではなく、起動時に独自のファイルおよびディレクトリーを再作成する必要があります。これには、/etc/app_name ディレクトリーが適しています。

起動時にファイルとディレクトリーを再作成する方法については、tmpfiles.d の man ページである man tmpfiles.d を参照してください。設定例については、/etc/tmpfiles.d にある設定例を参照してください。