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4.3.3. クラスター内でのボリュームグループ作成

vgcreate コマンドで、単一のノードで作成する場合と同様に、クラスター環境内に CLVM ボリュームグループを作成します。
注記
Red Hat Enterprise Linux 7 では、クラスターは Pacemaker で管理されます。クラスター化された LVM 論理ボリュームは Pacemaker クラスターと併用される場合のみサポートされ、クラスターリソースとして設定する必要があります。クラスターで LVM ボリュームを設定する一般的な情報は、「Red Hat High Availability クラスターの LVM 論理ボリューム」 を参照してください。
クラスターのメンバーによって共有されるボリュームグループを作成するには、vgcreate -cy または vgchange -cy コマンドで clustered 属性を設定して作成する必要があります。CLVMD が実行されている場合、クラスター属性は自動的に設定されます。この clustered 属性は、ボリュームグループが CLVMD によって管理および保護される必要があることを示します。クラスターによって共有されず、単一のホストのみが認識できるボリュームグループを作成する場合、この clustered 属性を vgcreate -cn または vgchange -cn コマンドで向こうにする必要があります。
デフォルトでは、clustered 属性で共有ストレージに作成されたボリュームグループは、その共有ストレージにアクセス可能なすべてのコンピューターによって認識されます。ただし、vgcreate コマンドの -cn オプションを使用すると、ローカルにあるボリュームグループが作成され、クラスター内の 1 つのノードにのみ表示される可能性があります。
クラスター環境で以下のコマンドを実行すると、コマンドを実行しているノードに対してローカルとなるボリュームグループが作成されます。このコマンドは、物理ボリュームである /dev/sdd1/dev/sde1 を含むローカルボリューム vg1 を作成します。
# vgcreate -c n vg1 /dev/sdd1 /dev/sde1
vgchange コマンドの -c オプションを使用して、既存のボリュームグループがローカルかクラスター化されているかを変更できます。これは、「ボリュームグループのパラメーター変更」 で説明しています。
既存のボリュームグループがクラスター化したボリュームグループであるかどうかは、vgs コマンドでチェックできます。これは、ボリュームがクラスター化されている場合に、c 属性を表示します。以下のコマンドは、ボリュームグループ VolGroup00 および testvg1 の属性を表示します。この例では、VolGroup00 はクラスター化されていませんが、testvg1 は、Attr 列にある c 属性が示すようにクラスター化されています。
# vgs
  VG            #PV #LV #SN Attr   VSize  VFree
  VolGroup00      1   2   0 wz--n- 19.88G    0
  testvg1         1   1   0 wz--nc 46.00G 8.00M
vgs コマンドの詳細は、「 「ボリュームグループの表示」「LVM 用のカスタム報告」 」および man ページの vgs を参照してください。