3.5. メタデータデーモン (lvmetad)

LVM はオプションで中央メタデータキャッシュを使用できます。これはデーモン (lvmetad) と udev ルールにより実装されます。このメタデータデーモンの目的は主に 2 つあります。1 つ目は LVM コマンドのパフォーマンスを向上すること、2 つ目は論理ボリュームまたはボリュームグループ全体がシステムで利用可能になったら、udev で自動的にアクティブにできるようにすることです。
lvm.conf 設定ファイル内で global/use_lvmetad 変数を 1 に設定すると、LVM を設定してデーモンを使用できるようになります。これはデフォルト値です。lvm.conf 設定ファイルの詳細は、「付録B LVM 設定ファイル」を参照してください。

注記

現在、lvmetad デーモンはノード間ではサポートされておらず、ロックタイプはローカルのファイルベースにする必要があります。lvmconf --enable-cluster/--disable-cluster コマンドを使用すると、use_lvmetad 設定が含まれる lvm.conf ファイルが適切に設定されます (locking_type=3 の場合は use_lvmetad を 0 に設定する必要があります)。Pacemaker クラスターでは ocf:heartbeat:clvm リソースエージェント自体がこれらのパラメーターを開始プロシージャーの一部として設定することに注意してください。
use_lvmetad の値を 1 から 0 に設定するには、以下のコマンドを使用して lvmetad サービスを手動で再起動するか、または停止する必要があります。
# systemctl stop lvm2-lvmetad.service
通常、各 LVM コマンドを使用すると、ディスクスキャンが実行され、関連するすべての物理ボリュームが検索され、ボリュームグループのメタデータが読み取られます。ただし、メタデータデーモンが実行中で有効な場合、このスキャンは負荷がかかるため省略できます。代わりに、udev ルールを使って、各デバイスが利用可能になったら lvmetad デーモンが一度だけデバイスをスキャンするようにします。これにより I/O の量が大幅に削減されるため、特にディスクが多いシステムで LVM 操作を完了するのに必要な時間を減らすことができます。
実行時に新規のボリュームグループが利用可能な場合 (例: ホットプラグまたは iSCSI を使用)、その論理ボリュームを使用するにはアクティブにする必要があります。lvmetad デーモンが有効な場合は、lvm.conf 設定ファイルの activation/auto_activation_volume_list オプションを使用して、自動的にアクティブにするボリュームグループまたは論理ボリューム (あるいはその両方) の一覧を設定できます。lvmetad デーモンがアクティブでない場合は、手動でアクティブにする必要があります。

注記

lvmetad デーモンが実行していると、pvscan --cache device コマンドを実行しても /etc/lvm/lvm.conf ファイルの filter = 設定が適用されません。デバイスにフィルターを設定するには、global_filter = 設定を使用する必要があります。グローバルフィルターに失敗したデバイスは LVM では開かれず、スキャンもされません。VM で LVM を使用しているときに、VM 内のデバイスのコンテンツを物理ホストでスキャンする必要がない場合などは、グローバルフィルターの使用が必要になる場合があります。

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