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3.3. 論理ボリュームのバックアップ

メタデータのバックアップとアーカイブは、lvm.conf ファイルで無効になっていない限り、ボリュームグループまたは論理ボリュームの設定変更時に常に自動的に作成されます。デフォルトでは、メタデータのバックアップは /etc/lvm/backup ファイルに保存され、メタデータのアーカイブは /etc/lvm/archive ファイルに保存されます。/etc/lvm/archive ファイルに保存されているメタデータのアーカイブが保持される期間と、保存されるアーカイブファイルの数は、lvm.conf ファイルに設定できるパラメーターにより決まります。日ごとのシステムバックアップには、バックアップに /etc/lvm ディレクトリーの内容が含まれている必要があります。
メタデータバックアップでは、論理ボリュームのユーザーとシステムのデータはバックアップされない点に注意してください。
vgcfgbackup コマンドを使用すると、手動でメタデータを /etc/lvm/backup ファイルにバックアップできます。vgcfgrestore コマンドを使用してメタデータを復元できます。vgcfgbackup および vgcfgrestore コマンドは、「ボリュームグループメタデータのバックアップ」 で説明されています。