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39.2.3. エントリー属性の除外

デフォルトではユーザーやグループエントリーのすべての属性とオブジェクトクラスが移行されます。帯域幅とネットワークの制約、または属性データが相互に関連しなくなったために、現実的な状況ではない場合があります。たとえば、ユーザーが IdM ドメインに参加する際に新しいユーザー証明書を割り当てる場合は、userCertificate 属性を移行する必要はありません。
特定のオブジェクトクラスや属性を migrate-ds にいくつかのオプションを使って無視させることができます。
  • --user-ignore-objectclass
  • --user-ignore-attribute
  • --group-ignore-objectclass
  • --group-ignore-attribute
たとえば、ユーザーの userCertificate 属性および strongAuthenticationUser オブジェクトクラスとグループの groupOfCertificates オブジェクトクラスを除外するには、次のコマンドを実行します。
[root@ipaserver ~]# ipa migrate-ds --user-ignore-attribute=userCertificate --user-ignore-objectclass=strongAuthenticationUser --group-ignore-objectclass=groupOfCertificates ldap://ldap.example.com:389
注記
必要な属性が無視されていないか必ず確認します。また、オブジェクトクラスを除外する場合、そのオブジェクトクラスでしか対応しない属性はすべて除外するようにしてください。