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33.4.5. コマンドラインでの DNS リソースレコードの追加または変更の例

例33.3 IPv4 レコードの追加

以下の例では、IP アドレス 192.0.2.123 でレコード www.example.com を作成します。
$ ipa dnsrecord-add example.com www --a-rec 192.0.2.123

例33.4 IPv4 ワイルドカードレコードの追加

以下の例では、IP アドレス 192.0.2.123 でワイルドカード A レコードを作成します。
$ ipa dnsrecord-add example.com "*" --a-rec 192.0.2.123

例33.5 IPv4 レコードの変更

レコードの作成時に、A レコードの値を指定するオプションは --a-record です。ただし A レコードを変更する時に、--a-record オプションを使用して A レコードの現在の値を指定します。新しい値は、--a-ip-address オプションで設定します。
$ ipa dnsrecord-mod example.com www --a-rec 192.0.2.123 --a-ip-address 192.0.2.1

例33.6 IPv6 レコードの追加

以下の例では、IP アドレス 2001:db8::1231:5675 でレコード www.example.com を作成します。
$ ipa dnsrecord-add example.com www --aaaa-rec 2001:db8::1231:5675

例33.7 SRV レコードの追加

以下の例では、_ldap._tcp は、SRV レコードのサービスタイプと接続プロトコルを定義します。--srv-rec オプションは、優先順位、加重、ポート、およびターゲットの値を定義します。
以下は例になります。
[root@server ~]# ipa dnsrecord-add server.example.com _ldap._tcp --srv-rec="0 51 389 server1.example.com."
[root@server ~]# ipa dnsrecord-add server.example.com _ldap._tcp --srv-rec="1 49 389 server2.example.com."
加重値 (この例では 5149) が最大 100 まで加算され、特定のレコードが使用される確率を % で表します。

例33.8 PTR レコード

逆引き DNS レコードを追加する時には、他の DNS レコードの追加の方法と比べ、ipa dnsrecord-add コマンドで使用するゾーン名は、逆になります。
$ ipa dnsrecord-add reverseNetworkIpAddress hostIpAddress --ptr-rec FQDN
通常、hostIpAddress は、特定のネットワークにおける IP アドレスの最後のオクテットになります。
たとえば、以下は、IPv4 アドレス 192.0.2.4 を持つ server4.example.com の PTR レコードを追加します。
$ ipa dnsrecord-add 2.0.192.in-addr.arpa 4 --ptr-rec server4.example.com.
次の例では、0.0.0.0.0.0.0.0.8.b.d.0.1.0.0.2.ip6.arpa に逆引き DNS エントリーを追加します。IP アドレスが 2001:DB8::1111server2.example.com ホストの IPv 6 逆引きゾーン。
$ ipa dnsrecord-add 0.0.0.0.0.0.0.0.8.b.d.0.1.0.0.2.ip6.arpa. 1.1.1.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0 --ptr-rec server2.example.com.