32.3. DNS 設定の優先順位

DNS 設定オプションの多くは 3 つの異なるレベルで設定ができます。
ゾーン固有の設定
IdM 内で定義された特定ゾーンに固有の設定レベルが、最も高い優先順位になります。ゾーン固有の設定は、ipa dnszone-* および ipa dnsforwardzone-* コマンドを使って管理します。
グローバル DNS 設定
ゾーン固有の設定が定義されていない場合、IdM は LDAP に保存されているグローバル DNS 設定を使用します。グローバル DNS 設定は、ipa dnsconfig-* コマンドを使って管理します。グローバル DNS 設定で定義されている設定は、すべての IdM DNS サーバーに適用されます。
/etc/named.conf での設定
各 IdM DNS サーバーにある /etc/named.conf ファイルで定義されている設定は、優先順位が一番低くなります。これは各サーバーに固有のもので、手動で編集する必要があります。
/etc/named.conf ファイルは通常、ローカル DNS キャッシュへの DNS 転送を指定するためにのみ使用されます。他のオプションは、上記のゾーン固有およびグローバル DNS 設定のコマンドを使用して管理します。
DNS オプションは複数のレベルで同時に設定することが可能です。その場合、より高い優先度の設定が低いものよりも優先されます。