Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Enterprise Linux

34.2.2. SSSD および Identity Management を使用するように autofs を手動で設定

  1. autofs が検索するスキーマ属性を指定するには、/etc/sysconfig/autofs ファイルを編集します。
    #
    # Other common LDAP naming
    #
    MAP_OBJECT_CLASS="automountMap"
    ENTRY_OBJECT_CLASS="automount"
    MAP_ATTRIBUTE="automountMapName"
    ENTRY_ATTRIBUTE="automountKey"
    VALUE_ATTRIBUTE="automountInformation"
    
  2. LDAP 設定を指定します。これには 2 通りの方法があります。最も簡単な方法は、自動マウントサービスが LDAP サーバーのその場所を自分で発見するようにすることです。
    LDAP_URI="ldap:///dc=example,dc=com"
    別の方法では、使用する LDAP サーバーと LDAP 検索のベース DN を明示的に設定します。
    LDAP_URI="ldap://ipa.example.com"
    SEARCH_BASE="cn=location,cn=automount,dc=example,dc=com"
    注記
    location のデフォルト値は default です。新たな場所が追加されると (「場所の設定」)、クライアントがその場所を使用するように向けることができます。
  3. autofs が IdM LDAP サーバーによるクライアント認証を許可するように /etc/autofs_ldap_auth.conf ファイルを編集します。
    • authrequired を yes に変更します。
    • プリンシパルを NFS クライアントサーバー用 Kerberos ホストプリンシパル host/fqdn@REALM に設定します。プリンシパル名は、GSS クライアント認証の一部として IdM ディレクトリーへの接続に使用されます。
    <autofs_ldap_sasl_conf
         usetls="no"
         tlsrequired="no"
         authrequired="yes"
         authtype="GSSAPI"
         clientprinc="host/server.example.com@EXAMPLE.COM"
         />
    必要に応じて klist -k を実行して、正確なホストプリンシパル情報を取得します。
  4. autofs を、SSSD が管理するサービスとして設定します。
    1. SSSD 設定ファイルを開きます。
      [root@server ~]# vim /etc/sssd/sssd.conf
    2. autofs サービスを、SSSD が処理するサービス一覧に追加します。
      [sssd]
      services = nss,pam,autofs
    3. [autofs] セクションを新規作成します。これは空白のままにしても構いません。autofs サービスのデフォルト設定は、ほとんどのインフラストラクチャーで機能します。
      [nss]
      
      [pam]
      
      [sudo]
      
      [autofs]
      
      [ssh]
      
      [pac]
    4. オプションとして、autofs エントリーの検索ベースを設定します。デフォルトでは、これは LDAP 検索ベースですが、ldap_autofs_search_base パラメーターでサブツリーを指定できます。
      [domain/EXAMPLE]
      ...
      ldap_search_base = "dc=example,dc=com"
      ldap_autofs_search_base = "ou=automount,dc=example,dc=com"
  5. SSSD を再起動します。
    [root@server ~]# systemctl restart sssd.service
  6. SSSD が自動マウント設定のソースとして一覧表示されるように、/etc/nsswitch.conf ファイルを確認します。
    automount: sss files
  7. Restart autofs:
    [root@server ~]# systemctl restart autofs.service
  8. ユーザーの /home ディレクトリーを一覧表示して、設定をテストします。
    [root@server ~]# ls /home/userName
    リモートファイルシステムをマウントしない場合は、/var/log/messages ファイルでエラーを確認します。必要に応じて、LOGGING パラメーターを debug に設定して、/etc/sysconfig/autofs ファイルのデバッグレベルを増やします。
注記
自動マウントで問題がある場合は、ldM インスタンスの 389 Directory Server アクセスログで自動マウント試行を相互参照します。ここでは、試行されたアクセス、ユーザー、および検索ベースが表示されます。
またシンプルな方法では、automount をフォアグラウンドで実行し、デバッグのログを記録します。
automount -f -d
これで LDAP のアクセスログと自動マウントのログを相互参照することなく、デバッグのログ情報が直接出力されます。