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1.9.3. 公開および秘密 X.509 鍵のペアの生成

セキュアブートを有効化したシステム上でカーネルモジュールを使用する作業を正常に行うには、公開および秘密 X.509 鍵ペアを生成する必要があります。後で秘密鍵を使用してカーネルモジュールに署名します。セキュアブートで署名済みモジュールを検証するには、適切な公開鍵を Machine Owner Key (MOK) に追加する必要があります。手順は、「システム管理者が手動で公開鍵を MOK リストに追加する」 を参照してください。

このキーペア生成のパラメーターの一部は、設定ファイルで指定するのが最適です。

  1. キーペア生成のパラメーターで設定ファイルを作成します。

    # cat << EOF > configuration_file.config
    [ req ]
    default_bits = 4096
    distinguished_name = req_distinguished_name
    prompt = no
    string_mask = utf8only
    x509_extensions = myexts
    
    [ req_distinguished_name ]
    O = Organization
    CN = Organization signing key
    emailAddress = E-mail address
    
    [ myexts ]
    basicConstraints=critical,CA:FALSE
    keyUsage=digitalSignature
    subjectKeyIdentifier=hash
    authorityKeyIdentifier=keyid
    EOF
  2. X.509 公開鍵と秘密鍵のペアを以下の例のように作成します。

    # openssl req -x509 -new -nodes -utf8 -sha256 -days 36500 \
    -batch -config configuration_file.config -outform DER \
    -out my_signing_key_pub.der \
    -keyout my_signing_key.priv

    公開鍵は my_signing_key_pub.der ファイルに書き込まれます。この秘密鍵は my_signing_key.priv ファイルに書き込まれます。

  3. カーネルモジュールを認証、読み込むすべてのシステムに公開鍵を登録します。

    詳細は 「公開鍵のターゲットシステムでの登録」 を参照してください。

警告

強力なセキュリティー対策とアクセスポリシーを適用して、秘密鍵の内容を保護します。悪用すれば、この鍵は、一致する公開鍵で認証されるシステムのセキュリティに危害を与えるために使用できます。