第5章 手動のカーネルアップグレード

Red Hat Enterprise Linux カーネルは、サポートしているハードウェアとの整合性と互換性を保てるように、Red Hat Enterprise Linux カーネルチームがカスタムを構築します。リリースする前に、カーネルは Red Hat が定める厳格な品質保証テストセットをパスしなければなりません。

Red Hat Enterprise Linux カーネルは、Yum または PackageKit パッケージマネージャーを使用し、簡単にアップグレードして検証できるように、RPM 形式でパッケージされます。PackageKit は自動的に Red Hat コンテンツ配信ネットワークサーバーをクエリーし、カーネルパッケージなど利用可能な更新が含まれれるパッケージを通知します。

本章は、yum ではなく、rpm コマンドを使用して手動でカーネルパッケージを更新する必要のあるユーザーにだけ有用です。

警告

できる限り Yum または PackageKit パッケージマネージャーを使用して新しいカーネルをインストールしてください。 理由は、これらのツールは常に新しいカーネルを インストール するからです。他の方法で現行バージョンを入れ替えると (失敗した場合) システムが起動できなくなる可能性が出てきます。

警告

Red Hat では、カスタムのカーネルは サポートされていません。ただし、ソリューションの記事からガイダンスを取得できます。

yum を使用したカーネルパッケージのインストールの詳細は、『システム管理者のガイド』の関連のセクションを参照してください。

Red Hat コンテンツ配信ネットワークに関する情報は、『システム管理者のガイド』の関連セクションを参照してください。

5.1. カーネルパッケージの概要

Red Hat Enterprise Linux には以下のカーネルパッケージが含まれています。

  • kernel: シングルコア、マルチコア、マルチプロセッサーシステム用のカーネルが含まれます。
  • kernel-debug: カーネル診断ができるように複数のデバッグオプションが有効になっているカーネルが含まれます。 デバッグオプションが有効になっているとパフォーマンスが低下します。
  • kernel-devel: kernel パッケージに対して、モジュールを構築するのに十分なカーネルヘッダーと makefiles を含んでいます。
  • kernel-debug-devel: カーネル診断ができるように複数のデバッグオプションが有効になっている開発バージョンのカーネルが含まれます。 デバッグオプションが有効になっているとパフォーマンスが低下します。
  • kernel-doc: カーネルソースからのドキュメントファイルです。これらのファイルには、同梱で配布される Linux カーネルとデバイスドライバーのさまざまな部分が文書化されています。このパッケージをインストールすると、オプションへの参照が提供され、読み込み時に Linux カーネルモジュールに渡すことができます。

    デフォルトでは、これらのファイルは /usr/share/doc/kernel-doc-kernel_version/ ディレクトリーに配置されています。

  • kernel-headers: Linux カーネルと、ユーザー空間ライブラリーおよびプログラムとの間のインターフェースを指定する C ヘッダーファイルが含まれます。ヘッダーファイルは、ほとんどの標準プログラムを構築するのに必要な構造と定数を定義します。
  • linux-firmware: さまざまなデバイス操作に必要なファームウェアすべてを含んでいます。
  • perf: Linux カーネルのパフォーマンスモニタリングを有効にする perf ツールを含んでいます。
  • kernel-abi-whitelists: Red Hat Enterprise Linux カーネル ABI に関連する情報を含んでいます。 これには、外部の Linux カーネルモジュールが必要とするカーネル記号の一覧と実施を支援する yum プラグインが含まれます。
  • kernel-tools: Linux カーネル操作のツールとサポートドキュメントが含まれています。

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