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25.2.2. VNC Connect モードでのインストール

Connect モードでは、インストールされているシステムがリモートシステム上で実行中の VNC ビューアーへ接続を開始します。作業の開始前に、リモートシステムで VNC に使用するポートでの着信接続が受け取れるよう設定されていることを確認してください。接続が妨害されていないことを確認する方法はネットワークやワークステーションの設定により異なります。ファイアウォール設定に関する詳細はRed Hat Enterprise Linux 7 Security Guideを参照してください。

手順25.2 Connect モードで VNC を開始する

  1. クライアント側のシステムで VNC ビューアーをリスニングモードで開始します。たとえば、TigerVNC を使用して Red Hat Enterprise Linux の場合は、以下のコマンドを実行します。
    $ vncviewer -listen PORT
    PORT は、接続に使用するポート番号に置き換えます。
    端末に以下の例のようなメッセージが表示されます。

    例25.1 TigerVNC ビューアーの待機

    TigerVNC Viewer 64-bit v1.3.0 (20130924)
    Built on Sep 24 2013 at 16:32:56
    Copyright (C) 1999-2011 TigerVNC Team and many others (see README.txt)
    See http://www.tigervnc.org for information on TigerVNC.
    
    Thu Feb 20 15:23:54 2014
    main:        Listening on port 5901
    
    これで VNC ビューアーの準備が整い、インストールシステムからの着信接続を待機している状態になります。
  2. インストールするシステムを起動し、ブートメニューの表示を待ちます。メニュー内で Tab キーを押して起動オプションを編集します。コマンドラインに以下のオプションを追加します。
    inst.vnc inst.vncconnect=HOST:PORT
    HOST には VNC ビューアーを待機させているシステムの IP アドレス、PORT には VNC ビューアーがリッスンしているポート番号を入力します。
  3. Enter を押してインストールを開始します。システムはインストールプログラムを初期化し、必要なサービスを開始します。初期化が完了すると、Anaconda により上記の手順で入力した IP アドレスとポートへの接続が試行されます。
    接続が正常に確立されると、VNC ビューアーを実行するシステム上で新規のウィンドウが開き、インストールメニューが表示されます。システム上での直接インストールと同様に、このウィンドウ内で Anaconda のグラフィカルインターフェースを使用できるようになります。
この手順の終了後は、次に進むことができます。