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20.3.2.2. LCS デバイスの永続的な追加

cio_ignore コマンドは永続的なデバイス設定に応じて透過的に処理されるので、無視する一覧からデバイスを手動で解放する必要はありません。
LCS デバイスを永続的に追加するには、以下の手順に従います。
  1. /etc/sysconfig/network-scripts/ に、ifcfg-device という名前で設定スクリプトを作成します。device は、さきほど作成した qeth グループデバイスの if_name ファイルにある値 (enccw0.0.09a0) に置き換えます。このファイルは以下のようになります。
    # IBM LCS
    DEVICE=enccw0.0.09a0
    BOOTPROTO=static
    IPADDR=10.12.20.136
    NETMASK=255.255.255.0
    ONBOOT=yes
    NETTYPE=lcs
    SUBCHANNELS=0.0.09a0,0.0.09a1
    PORTNAME=0
    OPTIONS=''
    TYPE=Ethernet
  2. PORTNAME の値を変更し、使用する LCS ポート番号 (portno) を反映させます。任意の OPTIONS パラメーターに、有効な lcs sysfs 属性とその値を追加できます。この構文については、「qeth デバイスの永続的な追加」 を参照してください。
  3. DEVICE パラメーターを以下のように設定します。
    DEVICE=enccwbus_ID
  4. ifup コマンドを実行してデバイスをアクティベートします。
    # ifup enccwbus_ID
ifcfg ファイルへの変更はシステムの再起動後にのみ反映されます。以下のコマンドを実行することで、ネットワークチャネル用の ifcfg ファイルのアクティベーションを開始することができます。
  1. cio_ignore ユーティリティーを使用して無視するデバイスのリストから LCS デバイスアダプターを削除し、それを Linux から見えるようにします。
    # cio_ignore -r read_device_bus_id,write_device_bus_id
    read_device_bus_idwrite_device_bus_id は、LCS デバイスのデバイス ID で置き換えます。以下に例を示します。
    # cio_ignore -r 0.0.09a0,0.0.09a1
  2. 次に変更をアクティベートする uevent を開始します。
    # echo add > /sys/bus/ccw/devices/read-channel/uevent
    以下に例を示します。
    # echo add > /sys/bus/ccw/devices/0.0.09a0/uevent