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8.12. ネットワークとホスト名

システムに必須のネットワーク機能を設定するには、インストールの概要 画面で ネットワークとホスト名 を選択します。
重要
インストール完了後に初めてシステムを起動すると、インストール中に設定したネットワークインターフェースが作動します。ただし、Red Hat Enterprise Linux を DVD からローカルのハードドライブにインストールした場合など、一般的なインストールを行った場合は、ネットワークインターフェースの設定を求めるプロンプトは表示されません。
Red Hat Enterprise Linux をローカルのインストールソースからローカルのストレージデバイスにインストールする時に、システムの初回起動時にネットワークへのアクセスを必要とする場合は、少なくとも 1 つのネットワークインターフェースを手動で設定してください。また、設定を編集した場合は、起動後に自動で接続が行われるよう接続の設定もしておく必要があります。
ローカルでアクセスできるインターフェースはインストールプログラムにより自動的に検出されるため、手動での追加または削除はできません。検出されたインターフェースは左側のペインに一覧表示されます。一覧内のインターフェースをクリックすると、右側にその詳細が表示されます。ネットワークインターフェースを有効または無効にするには、画面右上にあるスイッチを オン または オフ にします。
注記
em1wl3sp0 といった一貫性のある名前をネットワークデバイスの特定に使用するネットワークデバイス命名標準にはいくつかのタイプがあります。これらの標準については、『Red Hat Enterprise Linux 7 ネットワークガイド』を参照してください。

図8.11 ネットワークとホスト名の設定画面

ネットワークとホスト名の設定画面
接続一覧の下にある ホスト名 の入力フィールドにこのコンピューター用のホスト名を入力します。ホスト名は、hostname.domainname 形式の fully-qualified domain name (FQDN) または hostname 形式の short host name のいずれかを選択できます。多くのネットワークには、自動的に接続されたシステムにドメイン名を提供する DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) サービスがあります。DHCP サービスがこのマシンにドメイン名を割り当てるようにするには、短縮ホスト名のみを指定してください。localhost.localdomain の値は、ターゲットシステムの静的ホスト名が指定されておらず、インストールされるシステムの実際のホスト名はネットワーク設定時 (たとえば、DHCP または DNS を使用した NetworkManager) に設定されることを示しています。
重要
ホスト名を手動で割り当てる場合は、委譲されていないドメイン名を使用しないでください。使用すると、ネットワークリソースが使用できなくなる可能性があります。詳細は、『Red Hat Enterprise Linux 7 ネットワークガイド』で推奨している命名方法の実践例を参照してください。
注記
ネットワークの設定は、インストール完了後にシステムの 設定ネットワーク セクションでダイアログを使って変更することもできます。
ネットワークの設定を終えたら、完了 をクリックして インストールの概要 画面に戻ります。

8.12.1. ネットワーク接続の編集

このセクションでは、インストール中に使用される一般的な有線接続の場合に最も重要となる設定についてのみ説明します。ほとんどの場合、オプションの多くは変更する必要はなく、インストールされるシステムにも引き継がれません。これ以外のネットワーク設定についてもほぼ同じですが、当然、特定の設定パラメーターは異なります。インストール後のネットワーク設定については、『Red Hat Enterprise Linux 7 ネットワークガイド』を参照してください。
ネットワーク接続を手作業で設定するには、画面右下の 設定 ボタンをクリックします。ダイアログが表示され、選択された接続の設定ができるようになります。表示される設定オプションは、有線、無線、モバイルブロードバンド、VPN、DSL など接続タイプによって異なります。必要に応じて、ネットワーク設定の詳細情報については、『ネットワークガイド』を参照してください。
インストール中に設定しておくと便利なネットワーク設定オプションを以下に示します。
  • システム起動時に常にこの接続を使用する場合は、この接続が利用可能になったときは自動的に接続する のチェックボックスにマークを入れます。自動的に接続するネットワークは、複数の接続を使用することができます。この設定は、インストールされるシステムに引き継がれます。

    図8.12 ネットワーク自動接続機能

    ネットワーク自動接続機能
  • デフォルトでは、IPv4 パラメーターが DHCP サービスにより自動的に設定されます。同時に、IPv6 設定は 自動 方式に設定されます。ほとんどの場合、この組み合わせが最適で通常は変更する必要はありません。

    図8.13 IP プロトコル設定

    IP プロトコル設定
ネットワーク設定の編集が終了したら、保存 をクリックして新しい設定を保存します。インストール中にすでに作動していたデバイスを再設定した場合、その新しい設定をインストール環境で使用するためにはデバイスの再起動を行う必要があります。ネットワークとホスト名 の画面にある オン/オフ のスイッチを使ってデバイスを再起動してください。