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28.2.4.3. Anaconda のイメージインストールを使用したライブイメージの作成

livemedia-creator アプリケーションは、virt-install が利用できない場合でも Anaconda パッケージを使用してライブイメージを作成できます。この場合、インストールプログラムを含むイメージは必要ありませんが、Anaconda パッケージをシステムにインストールする必要があります。プロセスはこの場合も 2 段階です。まず、一時ディスクイメージを作成し、システムをそのイメージにインストールします。次に、このイメージを使って最終的な起動用の ISO を作成します。
警告
Anaconda を使ったライブイメージの作成には、潜在的な危険が伴います。これは、仮想マシンの内部ではなく、システム自体の上でインストールプログラムを使用するためです。現時点では問題を引き起こす可能性のある既知のバグはありませんが、このプロセスによりシステム全体が使用できなくなる可能性があります。--no-virt オプションを指定した livemedia-creator の実行が推奨されるのは、この目的専用に確保された仮想マシン (ゲスト) 上のみとなります。
重要
Anaconda でカスタムイメージを作成する前に、Security Enhanced Linux (SELinux) を permissive (または disabled) モードに設定してください。SELinux のモード設定については、『Red Hat Enterprise Linux 7 SELinux ユーザーおよび管理者のガイド』を参照してください。
Anaconda を使用してライブイメージを作成するには、--no-virt オプションを使用します。以下に例を示します。
# livemedia-creator --make-iso --ks=/path/to/valid/kickstart.ks --no-virt