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28.2.5. livemedia-creator のトラブルシューティング

このセクションでは、livemedia-creator 使用時によく発生するさまざまな問題の解決方法を提案しています。ここで説明しない問題が発生した場合には、プログラムのログファイルを参照できます。このファイルは、実行時に必ず自動的に生成され、--logfile オプションを使用して別のディレクトリーを指定しない限り、ツールを実行したディレクトリーに保存されます。ログファイルは、使用したオプションにより異なります。たとえば、virt-install.log は、--no-virt オプションを使用する場合には生成されません (代わりに、anaconda/ ディレクトリーにある Anaconda からログファイルを取得します)。livemedia.log および program.log という他のファイルが毎回生成されます。
別の問題特定および解決方法として、ユーティリティーの実行時に --image-only オプションを使用します。このオプションは第 1 段階後にプログラムを停止するので、最終的な起動用 ISO ではなく、ディスクイメージファイルのみが生成されます。すると、第 2 段階の終了を待たずにディスクイメージファイルをマウントし、コンテンツを調べることができます。または、--keep-image オプションを使用すると、どちらの段階も実行しますが、後で分析するために、一時ディスクイメージが保存されます。
キックスタートファイルへの変更をテストする場合は、--vnc オプションを使用することが推奨されます。このオプションを使うと、VNC クライアントを使って仮想マシンに接続し、インストールプロセスを見ることができます。詳細は 25章VNC の使用 を参照してください。

28.2.5.1. 仮想マシンのインストールが停止する場合

仮想インストールの第 1 段階中に何らかの理由でインストールプログラムが停止する場合、livemedia-creator もインストールの完了を待機して停止することになります。プログラムに直接割り込むか、一時仮想マシンを停止することでこの問題を解決することができます。Livemedia-creator は、ゲストのオペレーティングシステムが停止したことを検出し、存在するすべての一時ファイルを削除します。
一時仮想マシンを停止するには、以下の手順に従います。

手順28.1 一時仮想マシンを停止する

  1. virsh を使って、システム上で現在使用可能な仮想マシン (ゲスト) をすべて一覧表示します。出力は次のようになります。
    # virsh list --all
    	Id    Name                           State
    	----------------------------------------------------
    	93    LiveOS-2a198971-ba97-454e-a056-799f453e1bd7 running
    	-     RHEL7                      shut off
    
    一時仮想マシンを特定します。名前が常に LiveOS で始まり、ランダムの数字および文字の文字列が続きます。
  2. 一時仮想マシンを特定したら、virsh destroy name コマンドを使ってこれを停止します。name は仮想マシンの名前になります。
    # virsh destroy LiveOS-2a198971-ba97-454e-a056-799f453e1bd7
    Domain LiveOS-2a198971-ba97-454e-a056-799f453e1bd7 destroyed