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27.2.5.2. 自動的なキックスタートインストールの開始

以下の手順では、ネットワーク起動 (PXE) サーバーと適切に設定されたブートローダーを使って、キックスタートを使ったインストールを完全に自動化する方法を説明します。この方法に従うと、必要な作業はシステムをオンにすることだけになります。この時点からインストールが完了するまで、他の対話形式は一切不要となります。
注記
IBM Z では PXE インストールは利用できません。

手順27.2 ブートローダー設定を編集してキックスタートを使ったインストールを開始する

  1. PXE サーバー上でブートローダー設定ファイルを開き、inst.ks= 起動オプションを適切な行に追加します。ファイル名と構文は、システムのアーキテクチャーおよびハードウェアにより異なります。
    • BIOS が搭載される AMD64 システムおよび Intel 64 システムのファイル名は、デフォルト またはシステムの IP アドレスをベースにしたもののいずれかになります。この場合は、インストールエントリーの append 行に、inst.ks= オプションを追加します。設定ファイルの append 行は以下のようになります。
      append initrd=initrd.img inst.ks=http://10.32.5.1/mnt/archive/RHEL-7/7.x/Server/x86_64/kickstarts/ks.cfg
    • GRUB2 ブートローダーを使用しているシステム (64 ビット AMD、Intel、および ARM システムで UEFI ファームウェアを使用している場合、ならびに IBM Power Systems サーバー) では、ファイル名は grubx64.cfg になります。このファイルのインストールエントリーに含まれる kernel 行に、inst.ks= オプションを追加します。設定ファイルの kernel 行の例を以下に示します。
      kernel vmlinuz inst.ks=http://10.32.5.1/mnt/archive/RHEL-7/7.x/Server/x86_64/kickstarts/ks.cfg
  2. ネットワークサーバーからインストールを起動します。アーキテクチャー固有の詳細については以下をご覧ください。
これでキックスタートファイルで指定されているインストールオプションを使用したインストールが開始します。キックスタートファイルに問題がなく、必要なコマンドがすべて含まれていれば、インストールは完全に自動で行われます。