11.17. Kdump

この画面を使ってシステムで Kdump を使用するかどうかを選択します。Kdump とは、カーネルクラッシュをダンプするメカニズムです。システムクラッシュが発生した際には、Kdump がシステムから情報を収集します。この情報は、クラッシュの原因究明に極めて重要となる可能性があります。
Kdump を有効にした場合は、システムメモリーの一定量を Kdump 用に確保する必要があります。このため、プロセスに利用可能なメモリー容量は少なくなります。
IBM Power System LPAR は、Kdump の代替ダンプキャプチャーメカニズムであるファームウェア支援ダンプ (fadump) をサポートしています。fadump では、新しいカーネルのコピーで読み込まれた、完全にリセットされたシステムからダンプがキャプチャーされます。特に、PCI と I/O のデバイスは再度初期化され、クリーンかつ一貫性のある状態なので、Kdump に代わるものとして信頼できます。fadumpKdump の代替ではあるものの、fadumpKdump が有効になっている必要があります。この画面で fadump を有効にすることができます。
このシステムで Kdump を使用しない場合は、kdump を有効にする(Enable kdump) のチェックを外します。チェックを入れたままにしておくと、Kdump 用に保持されるメモリー容量が設定されます。インストーラーで自動的に保持する容量を決定するか、手動で任意の容量を設定することができます。設定が終了したら 完了 をクリックして設定を保存し、前の画面に戻ります。
Kdump の有効化と設定

図11.39 Kdump の有効化と設定