14.4. LPAR にインストールする

LPAR (論理パーティション) 内にインストールする場合は以下から起動することができます。
  • FTP サーバー
  • DASD または FCP 接続の SCSI ドライブ (zipl ブートローダーを設定済み )
  • FCP 接続の SCSI DVD ドライブ
上記に共通する手順をまず実行します。
  1. LPAR に新しいオペレーティングシステムをインストールするために十分な権限を持つユーザーとして、IBM System z の HMC (ハードウェア管理コンソール) または SE (サポートエレメント) にログインします。SYSPROG ユーザーが推奨ユーザーになります。
  2. イメージ を選択し、インストール先となる LPAR を選択します。右側にあるフレーム内の矢印を使って CPC Recovery (CPC リカバリー) メニューに進みます。
  3. Operating System Messages (オペレーティングシステムのメッセージ) をダブルクリックして、Linux の起動メッセージが表示されるテキストコンソールを表示します。
インストールソースに応じて、次のいずれかの手順に進んでください。

注記

ここまでの手順を完了して、インストールソースに従って以下のいずれかの手順を終わらせると、インストールが開始されます。インストーラーは追加の起動パラメーターを入力するようプロンプト表示します。必要なパラメーターは 「ブートパラメーターのカスタマイズ」 に記載されています。

14.4.1. FTP サーバーを使用する

  1. Load from CD-ROM, DVD, or Server (CD-ROM、DVD、またはサーバーからロード) をダブルクリックします。
  2. 次に表示されるダイアログボックスで、FTP Source (FTP ソース) を選択し、以下の情報を入力します。
    • Host Computer (ホストコンピューター) - インストール元となる FTP サーバーのホスト名または IP アドレスです (例: ftp.redhat.com)。
    • User ID (ユーザー ID) - FTP サーバー上のユーザー名、または anonymous (匿名)を指定します。
    • Password (パスワード) - 上記ユーザーのパスワードです。anonymous (匿名)でログインしている場合は電子メールアドレスを使用します。
    • Account (optional) (アカウント (オプション)) - このフィールドは空のままにしておきます。
    • File location (optional) (ファイルの場所 (オプション)) - System z 向けの Red Hat Enterprise Linux が置かれている FTP サーバーのディレクトリーです (例: /rhel/s390x/)。
  3. Continue (続行) をクリックします。
  4. 次に表示されるダイアログボックスでは、generic.ins のデフォルト選択はそのままにして、Continue (続行) をクリックします。

14.4.2. 設定済み DASD を使用する

  1. Load (ロード) をダブルクリックします。
  2. 次に表示されるダイアログボックスの Load type (ロードタイプ)Normal (通常) を選択します。
  3. Load address (ロードアドレス) には DASD のデバイス番号を入力します。
  4. Load parameter (ロードパラメーター) には、Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムを起動するために準備した zipl ブートメニューのエントリーに対応する数字を入力します。
  5. OK ボタンをクリックします。

14.4.3. 設定済み FCP 接続の SCSI ディスクを使用する

  1. Load (ロード) をダブルクリックします。
  2. 次に表示されるダイアログボックスの Load type (ロードタイプ)SCSI を選択します。
  3. Load address (ロードアドレス) には、SCSI ディスクに接続している FCP チャネルのデバイス番号を入力します。
  4. World wide port name には、ディスクを含むストレージシステムの WWPN の 16 進数を入力します。
  5. Logical unit number (論理ユニット番号) には、ディスクの LUN の 16 進数を入力します。
  6. Boot program selector (ブートプログラムセレクター) には、Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムを起動するために準備した zipl ブートメニューのエントリーに対応する数字を入力します。
  7. Boot record logical block address (ブートレコードの論理ブロックアドレス)0 のままにしておきます。また、Operating system specific load parameters (オペレーティングシステム固有のロードパラメーター) は空のままにしておきます。
  8. OK ボタンをクリックします。

14.4.4. FCP 接続の SCSI DVD ドライブを使用する

SCSI DVD ドライブ を FCP-to-SCSI ブリッジに接続し、このブリッジを System z マシンの FCP アダプターに接続する必要があります。FCP アダプターを設定し、LPAR で使用できるようにしておきます。
  1. System z 向けの Red Hat Enterprise Linux DVD を DVD ドライブに挿入します。
  2. Load (ロード) をダブルクリックします。
  3. 次に表示されるダイアログボックスの Load type (ロードタイプ)SCSI を選択します。
  4. Load address (ロードアドレス)には、FCP-to-SCSI ブリッジに接続している FCP チャネルのデバイス番号を入力します。
  5. World wide port name には、FCP-to-SCSI ブリッジの WWPN の 16 進数を入力します。
  6. Logical unit number (論理ユニット番号) には、DVD ドライブの LUN の 16 進数を入力します。
  7. Boot program selector (ブートプログラムセレクター) には、数字 1 を入力し、System z 向けの Red Hat Enterprise Linux DVD 上のブートエントリーを選択します。
  8. Boot record logical block address (ブートレコードの論理ブロックアドレス)0 のままにしておきます。また、Operating system specific load parameters (オペレーティングシステム固有のロードパラメーター) は空のままにしておきます。
  9. OK ボタンをクリックします。