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17.4. テキストモードでのインストール

テキストモードのインストールでは、Red Hat Enterprise Linux のインストールに対話式の非グラフィカルのインターフェースを使用します。これはグラフィカル機能のないシステムでは便利ですが、テキストベースのインストールを開始する前に、常に利用可能な別の方法 (自動キックスタートインストールや VNC によるグラフィカルユーザーインタフェースの使用など) を検討してください。テキストモードでは、インストール中の選択肢の数に限りがあります。
テキストモードでのインストール

図17.1 テキストモードでのインストール

テキストモードでのインストールは、グラフィカルインストールと同様のパターンになります。決まった 1 つの方法ではなく、メインのステータス画面を使用して多くの設定を好きな順序で設定することができます。自動またはユーザーにより設定済みとなった画面には [x] マークが表示され、インストールの開始前にユーザーの作業が必要な画面には [!] マークが表示されます。利用可能なコマンドは、利用可能なオプション一覧の下に表示されます。

注記

バックグラウンドで関連タスクが実行されている間は、特定のメニューアイテムが一時的に使用できなくなったり、Processing... のラベルが表示されることがあります。テキストメニューアイテムの状態を更新するには、テキストモードのプロンプトで r オプションを使用します。
テキストモード画面の下部には、5 つのメニューオプションを表示する緑色のバーがあります。これらのオプションは、tmux ターミナルマルチプレクサーの個別の画面を表しています。デフォルトでは画面 1 から開始し、キーボードショートカットを使用して、ログや対話式コマンドプロンプトを含む他の画面に切り替えることができます。利用可能な画面やそれらへの切り替えに使用するショートカットについては、「コンソールへのアクセス」を参照してください。
対話式テキストモードでのインストールには以下のような制限があります。
  • インストーラーは常に言語に英語を使用し、キーボードも US English のキーボードレイアウトになります。言語とキーボードレイアウトは設定可能ですが、これはインストールされるシステムに適用されるもので、インストール自体には適用されません。
  • 高度なストレージメソッド (LVM、software RAID、FCoE、zFCP、および iSCSI) の設定はできません。
  • カスタムのパーティション設定はできません。自動パーティション設定のいずれかを使用する必要があります。また、ブートローダーのインストール場所を設定することもできません。
  • インストールするパッケージアドオンを選択することはできません。それらはインストール完了後に Yum パッケージマネージャーを使用して追加する必要があります。
テキストモードのインストールを開始するには、パラメーターファイル (generic.prm) で inst.text ブートオプションを使用してインストールを起動します。パラメーターファイルについては、「20章IBM Z でのパラメーターと設定ファイル」を参照してください。