3.8. キックスタートを使ってインストールを自動化する

Red Hat Enterprise Linux 7 では、キックスタートファイル を使ったインストールプロセスの完全自動化または部分自動化の方法が提供されています。キックスタートファイルには、システムで使用するタイムゾーン、ドライブのパーティション設定、インストールするパッケージなど、通常、インストールプログラムで入力が求められる質問すべてに対する答えが含まれています。このため、インストール開始時にキックスタートファイルが用意されていると、ユーザー入力を必要とせずに、インストール全体 (または一部) を自動的に行うことができるようになります。特に大量のシステムに Red Hat Enterprise Linux を同時導入する際に役立ちます。
インストールを自動化する以外にも、キックスタートファイルによりソフトウェア選択の幅を広げることができます。グラフィカルインターフェースで Red Hat Enterprise Linux を手作業でインストールする場合、ソフトウェアの選択は事前定義されている環境とアドオンの選択に限られます。キックスタートファイルを使用すると、パッケージを個別にインストールしたり、除外したりすることができます。
キックスタートファイルの作成方法、作成したキックスタートファイルを使ってインストールを自動化する方法については、23章キックスタートを使ったインストール を参照してください。