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28.2. 自動でのディスクイメージへのインストール

livemedia-creator を使うと、ディスクイメージの作成とそこへのインストールが自動でできるようになります。自動インストールを実行するには、Red Hat Enterprise Linux システムおよびキックスタートファイルが必要です。ディスクイメージ自体は手動で作成する必要はありません。キックスタートファイルの作成および使用に関する情報は、27章キックスタートを使ったインストール を参照してください。

28.2.1. livemedia-creator の概要

livemedia-creator を使ったカスタムイメージの作成は通常、2 段階のプロセスです。最初の段階では、一時ディスクイメージファイルが作成され、Red Hat Enterprise Linux のインストールプログラムである Anaconda がキックスタートファイルで提供されるパラメーターを基に、このイメージ上にシステムをインストールします。そして次の段階で、livemedia-creator がこの一時システムを使って最終的な起動可能イメージを作成します。
この動作は、追加オプションを指定することで変更可能です。たとえば、最初の段階のみを実行してディスクイメージファイルを作成したり、最初の段階を省略して既存のディスクやファイルシステムイメージを使用して最終的な起動可能な ISO イメージを作成するといったことができます。
livemedia-creator の使用例は「カスタムイメージの作成」で説明されています。lorax パッケージがインストールされているシステムでは、livemedia-creator --help コマンドを使うと使用可能なオプションがすべて一覧表示されます。また、以下の追加ドキュメンテーションが lorax パッケージとともにインストールされています。livemedia-creator(1) man ページおよび README.livemedia-creator ファイル (/usr/share/doc/lorax-version/ ディレクトリーにあります。version はインストールされている lorax のバージョンになります)。