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8.2. インストール中のコンソールとロギング

以下のセクションでは、インストール中にログと対話式のシェルにアクセスする方法を説明しています。これは問題解決に役立ちますが、ほとんどの場合では必要ないはずです。

8.2.1. コンソールへのアクセス

Red Hat Enterprise Linux インストーラーは、tmux 端末マルチプレクサーを使用して、メインのインターフェース以外に使用可能な複数画面を表示し、制御します。これらのウィンドウはそれぞれ個別の目的を実行するもので、異なるログを表示します。これはインストール中のトラブルシュートに使用可能です。このうちの 1 つは root 権限のある対話式シェルプロンプトを提供するもので、これはブートオプションまたはキックスタートコマンドを使用して明示的に無効となっていなければ使用可能となります。
注記
一般的に、インストール関連の問題を診断する必要がなければ、デフォルトのグラフィカルインストール環境から、他の環境に移動する必要はありません。
端末マルチプレクサーは、仮想コンソール 1 で実行しています。グラフィカルインストール環境から tmux に切り替えるには、Ctrl+Alt+F1 を押します。仮想コンソール 6 で実行されているメインのインストールインターフェースに戻るには、Ctrl+Alt+F6 を押します。
注記
テキストモードのインストールを選択するには、仮想コンソール 1 (tmux) を開始し、その後にコンソール 6 に切り替えるとグラフィカルインターフェースではなくシェルプロンプトが開きます。
tmux を実行しているコンソールには、利用可能な画面が 5 つあります。その内容と、画面にアクセスに使用するキーボードショートカットは、以下の表のとおりです。キーボードショートカットは 2 段階となっており、最初に Ctrl+b を押し、両方のキーを離してから、使用する画面で数字キーを押す必要があります。
Ctrl+b nCtrl+b p を使用して、それぞれ、次または前の tmux 画面に移動することもできます。

表8.1 利用可能な tmux ウィンドウ

ショートカット 内容
Ctrl+b 1 メインのインストールプログラム画面。テキストベースのプロンプト (テキストモードのインストール中もしくは VNC Direct モードを使用の場合) とデバッグ情報があります。
Ctrl+b 2 root 権限のある対話式シェルプロンプト。
Ctrl+b 3 インストールログ: /tmp/anaconda.log に保存されているメッセージを表示します。
Ctrl+b 4 ストレージログ: /tmp/storage.log に保存されているカーネルおよびシステムサービスからのストレージデバイス関連のメッセージを表示します。
Ctrl+b 5 プログラムログ ; /tmp/program.log に保存されている他のシステムユーティリティーからのメッセージを表示します。
tmux ウィンドウに診断情報を表示することに加えて、Anaconda はインストールシステムから転送可能なログファイルも生成します。これらのログについては 表9.1「インストール中に生成されるログファイル」 を、インストールシステムからの転送方法は、「9章64 ビット AMD、Intel、および ARM システムでのインストールに関連するトラブルシューティング」を参照してください。