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Red Hat Training

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13.19. 設定のメニューと進捗状況の画面

Installation Summary 画面で Begin Installation をクリックすると、進捗画面が表示されます。Red Hat Enterprise Linux は選択したパッケージをシステムに書き込む時にインストールの進捗を画面上で報告します。

図13.37 パッケージのインストール

パッケージのインストール
インストールの完全なログは、システムの再起動後に /var/log/anaconda/anaconda.packaging.log ファイルで確認できます。
パーティション設定中に 1 つ以上のパーティションを暗号化することを選択すると、インストールプロセスの初期に進捗バーを表示するダイアログウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、暗号化が安全となるように十分なエントロピー (ランダムデータ) をインストーラーが収集していることを知らせます。256 ビットのエントロピーが収集されるか 10 分間経過すると、このウィンドウは表示されなくなります。マウスを動かしたり、キーボードでランダムに入力すると、この収集プロセスが短縮されます。ウィンドウが消えるとインストールプロセスが続行されます。

図13.38 暗号用のエントロピーの収集

暗号用のエントロピーの収集
パッケージのインストール中は、より多くの設定が必要になります。インストールの進捗バーの上に、Root Password および User Creation メニュー項目があります。
Root パスワード 画面では、システムの root アカウントを設定します。このアカウントでは、重要なシステム管理と管理タスクを実行できます。wheel グループメンバーシップを持つユーザーアカウントでも、同様のタスクを実行できます。このユーザーアカウントをインストール中に作成した場合は、root パスワードの設定は必須ではなくなります。
ユーザーアカウントの作成はオプションのため、インストール後に行うことも可能ですが、この画面で作成しておくことが推奨されます。ユーザーアカウントは通常の業務およびシステムへのアクセスに使用します。システムへのアクセスは root アカウントではなく、常にユーザーアカウントでアクセスすることがベストプラクティスになります。
Root パスワードユーザーの作成 画面へのアクセスを無効にすることもできます。キックスタートファイルに rootpw --lock または user --lock のコマンドを含めます。これらのコマンドの詳細は、 「キックスタートのコマンドとオプション」 を参照してください。

13.19.1. Root パスワードの設定

root アカウントとパスワードの設定は、インストールにおける重要なステップです。root アカウント (スーパーユーザーとも呼ぶ) は、パッケージのインストールや RPM パッケージ更新、ほとんどのシステムメンテナンスの実行に使用されます。root アカウントを使用することにより、システム全体を完全に制御することができるようになります。このため、root アカウントの使用は システムのメンテナンスもしくは管理を行う場合に限る のが最適です。root ユーザーでログインするまたは root ユーザーに切り替える方法については、『Red Hat Enterprise Linux 7 システム管理者のガイド』を参照してください。

図13.39 Root パスワード画面

Root パスワード画面
注記
インストールされたシステムへの root 権限を確保する方法を少なくとも 1 つ設定する必要があります。root アカウントを使用する、または管理者権限のあるユーザーアカウントを作成する(wheel グループのメンバー)、もしくはこれら両方です。
root パスワード メニューアイテムをクリックして root パスワード フィールドに新しいパスワードを入力します。Red Hat Enterprise Linux では、セキュリティー上の理由から文字がアスタリスクで表示されます。確認 フィールドにも同じパスワードを入力して、正しく設定されていることを確認します。root パスワードを設定したら、Done をクリックして ユーザー設定画面に戻ります。
強固な root パスワードを作成する際の要件と推奨事項を以下に示します。
  • 最低でも 8 文字の長さが 必要 である
  • 数字、文字 (大文字と小文字)、記号を含めることができる
  • 大文字と小文字を区別するため、これらの組み合わせを使用する
  • 覚えやすいが他人からは簡単に推測できないものにする
  • ユーザーまたはユーザーが属する組織と関連のある単語や略語、数字、また辞書にある単語 (外国語も含む) などは避ける
  • パスワードは書き留めない (書き留めておく必要がある場合は、安全な所に保管してください)
注記
インストール終了後に root パスワードを変更する場合は rootpasswd コマンドを実行します。root パスワードを忘れた場合は、 「root パスワードのリセット」 にあるレスキューモードを使用して新しい設定方法を参照してください。