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第30章 初期設定 (Initial Setup)
サーバーを以下の方法でインストールしている場合、新規の Red Hat Enterprise Linux システムの初回起動後に、初期設定 アプリケーションが立ち上がります。
- Red Hat Enterprise Linux設定でのベース環境を使用している場合。
- Kickstart ファイルの
%packages
セクションに以下のいずれかのエントリーがある場合。- グラフィカルモード用の initial-setup-gui パッケージ
- テキストモード用の initial-setup パッケージ
- x11 グループ
- gnome-desktop グループ
- kde-desktop グループ
注記
グラフィカルモードの初期セットアップアプリケーションは、グラフィカル出力を備えたシステムでのみ起動します。初期セットアップ (「GUI があるサーバー」、「GNOME Desktop」、「KDE Plasma」ワークスペースなど) を含む環境で、グラフィックカードがないシステムに Red Hat Enterprise Linux システムをインストールすると、初期セットアップアプリケーションがテキストモードで起動します。
初期設定でのオプション
初期設定 アプリケーションでは、以下のオプションを表示できます。
オプション | グラフィカルユーザーインターフェース | テキスト形式のユーザーインターフェース |
---|---|---|
ライセンス同意 [a] | はい | はい |
言語設定 [b] | いいえ | はい |
日付と時刻[b] | はい | 表示される [c] |
サブスクリプションマネージャー | はい | いいえ |
ネットワークおよびホスト名 [b] | はい | いいえ |
Root パスワード [b] | はい | 表示される [c] |
ユーザーの作成 [b] | はい | はい |
[a]
このオプションは、ライセンスに同意していないと表示されます。
[b]
言語が設定されていないと表示されます。
[c]
初期設定 を再設定モードで実行している場合にのみ、このオプションは利用可能になります。
|
重要
セットアップ時に設定されたオプションは、初期設定 では表示されません。初期設定 ですべてのオプションを表示するには、以下のコマンドを含んでいるキックスタートファイルを使用して Red Hat Enterprise Linux をインストールする必要があります。
firstboot --enable --reconfig
--reconfig
オプションは、全オプションの表示を指定します。キックスタートインストールについての情報は、「27章キックスタートを使ったインストール」を参照してください。
30.1. グラフィカルモード
グラフィカルモードの 初期設定 画面は以下のようになります。

図30.1 初期設定のメイン画面
ライセンス契約 の画面では Red Hat Enterprise Linux の全契約条件が表示されます。

図30.2 ライセンス契約条件の画面
設定のプロセスを続行するには、ライセンス契約に同意する必要があります。この手順を完了せずに 初期設定 を終了するとシステムが再起動されます。再起動後、再びライセンス契約の同意が求められます。
ライセンス契約をよくお読みいただいてから、ライセンス契約に同意します を選択し をクリックして続行します。
ユーザー作成 画面はインストール中のアカウント作成と同じものになります。詳細は、「ユーザーアカウントの作成」を参照してください。
同様に、ネットワークとホスト名 の画面もネットワーク設定時に使用したものと同じものになります。詳細は、「ネットワークとホスト名」を参照してください。
サブスクリプションマネージャー 画面では、ご使用のシステムを Red Hat に登録して、更新の受信と Red Hat が提供するリポジトリーから追加パッケージをインストールできるようになります。システムの登録方法については、「サブスクリプションマネージャー」を参照してください。
準備が整ったら 初期設定 のプロセスを完了します。
をクリックしてシステムを登録し、
初期設定 を再度開始する方法については、「手動での初期設定の開始」を参照してください。
30.1.1. サブスクリプションマネージャー
サブスクリプションマネージャー 画面では、ご使用のシステムを Red Hat に登録して、更新の受信とパッケージリポジトリーへのアクセスができるようになります。
注記
初期設定 の サブスクリプションマネージャー 画面は、Red Hat Enterprise Linux 7.1 以前のシステム登録に使用されていた Firstboot ツールに代わるものです。

図30.3 サブスクリプションマネージャーの画面
システムにインストールした製品 (オペレーティングシステム自体を含む) は サブスクリプション の対象になります。サブスクリプションサービスを使用して、登録したシステム、システムにインストールした製品、その製品に適用するためシステムに割り当てられているサブスクリプション、などを追跡します。Red Hat では、システムが登録可能な複数のサブスクリプションサービスを提供しています。
- カスタマーポータルサブスクリプション管理。Red Hat がホストしているサービスです (デフォルト)。
- Subscription Asset Manager。オンプレミスのサブスクリプションサーバーです。プロキシとして動作し、コンテンツ配信をカスタマーポータルのサービスに送信します。
- CloudForms System Engine。オンプレミスのサービスです。サブスクリプションサービスとコンテンツ配信の両方を処理します。
サブスクリプションマネージャー 画面では、ほとんどのユースケースに適した基本的なインターフェースが提供されます。場合によっては、初期設定 にはないオプションが必要となる場合もあります。その場合は、インストール後の登録プロセスを省略し、コマンドラインから サブスクリプションマネージャー を使用するか、グラフィカルインターフェースを提供する subscription-manager-gui パッケージを使用してください。
また、CloudForms System Engine を使用した登録などの登録シナリオでは、システムを登録する前に登録サーバーを準備する必要があることに注意してください。
システムを登録するには、画面の指示に従い、要求される認証情報を提供します。サブスクリプションマネージャー 画面を離れてメインの 初期設定 画面に戻るには、メインウィンドウの 戻る や 次 のボタンでなはく、画面左上にある 完了 ボタンを使用する必要があることに注意してください。
システム登録および管理用の各種ツールについてのドキュメンテーションは、Red Hat カスタマーポータルの Red Hat Subscription Management セクションを参照してください。また、Registration Assistant を使用して対話式で登録プロセスを進めることもできます。
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